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2008年4月28日

●出るとは思ったが...

なんじゃ?この筋肉痛は?
朝起きたら、腕がバリバリの筋肉痛。

なるとは思っていたけれど、これほど来るとは...。
昨日、アートプロジエクトの前の授業で、自分の中に秘めた怒りをフィジカルに発散させるという授業があり、
その時に体をすごく使ったせいだ〜。

すごかったよ!私、うわ〜〜って!
その後、発表会控えてたから、
声はひかえめに、「ざけんじゃね〜〜〜〜!」バシ!って、ムカついた出来事を、
思い出しながら、ふわふわ棒でテーブルをバンバンたたくの。
時には、誰かの顔を思い浮かべて、ひっぱたくみたいにね。笑!
怒りはエネルギーだから、我慢してると体の中にためるでしよ?
それを、外にだすためのワーク。

こんなにネガティブなエネルギーを発散しちゃって、そのエネルギーはどこにいくの?
誰かにエフェクトしたりしないの?と友達に聴いたら、
体の中に秘めたまま、そのエネルギーが充満、発酵すると悪いエネルギーになるけど、
出すことで浄化されていくらしい。

私たちの周りで、先生がしっかり私たちをホールドしている。先生レベルになると、こういうエネルギーのお取り扱い方法を知っていらっしゃるので、それで、私たちは、皆安全にワークができるんだろうなと思いました。

先日、日本で私もセッションを受けたとき、ある怒りを解決するのに、
先生のところで、ふわふわ棒でベッドをしこたま叩きましたが、
本当にスッキリ!
けっこういいかも!?インターネットでお取り寄せできるそうなので、
帰ったらみてみよっと。

筋肉痛の体、マッサージでも受けたい気分だったので、
昼間のHealingの授業で私は最初にクライアント役に志願。
クラスメートのジュンさんから、施術を受けたところ、
体というより感情部分にきた!足から、膝にエネルギーが移動した時からもう、涙が止まらない。
早っ!こんなことは初めて。
いきなり、変性意識状態に陥り、いろんなビジョンが浮かんできた。
アフリカの紛争で虐殺された人たちの姿や、戦争で亡くなった親子や、
死んでいく動物達が次々と現れ、その中に自分がいたかもしれない気持ちがしてきたり、
すごく悲しいのに、なすすべがなく、その現場の中にひとりぼっちでおり、ただ呆然と立ちすくむ自分の姿がありました。

彼らの感情は亡くなったあと、すごく軽いものになり、
白い煙のような姿で、風船みたいに天井に上がっていくの。
それを、見ている自分。
自分が感じたくなかった悲しみの一部。


次の場面で、私は、宇宙空間にいるんだけど、
彼らが、地球から絶滅した動物や、普通に死んじゃった動物なんかと、同じように、
無重力の状態の中を、ツーっとどこかに向かって吸い込まれていくように移動していくのを見ているの。

あ〜こうやって私たちは、どこかにもどっていくんだなって、
そんなことを感じていました。

泣きたい気持ちの波がぐわん〜〜と来ては治まり、またぐわん〜と来ては治まり、
まるで波みたいなエネルギーが体の中に押し寄せていました。

TVで戦争のドラマや、戦争の記録を見るとき、
どこかにスイッチが入ってしまい、いたたまれないような気持ちになってきたのは、
なんらか、自分の中に体験したことのある記憶などがあるのかもしれないなと、
薄々想像してはいたけれど、もし、嘗て、この体験をしていたことがあったとしたら、
自分が生まれてきたことで、地球全ての調和の一部として存在できるように、生きていきたいと私ね、思ったんだ。

だからこそ、私はBBSHに来たんだな...このことを知るためもあったんだ。
風邪で休んだ私をホールドしてくれたクラスメイトや、学校の先生や、
全ての人に「ありがとう」って、心からそう伝えたい。

Healigのたびに、担任の先生から『EIKO~リラックス!ハートのチャクラをもっと優しい気持ちで開いて〜』って、
言われ続けていた意味がすごくわかった。

そう、私のハートは、恐れや、怒りや不安で閉じていたの。
受け取ることも、あげることも。
ともに、代償を伴うかもしれないという恐怖から。
なんか、胸のあたりが、ぽんわりと、暖かい感じがする。
あれ?息が楽だぞ?

目が覚めたら、耳の中に涙がたくさん入って、
ごぼごぼいてったので、片足で、ピョンピョンした。

ジュンさんが、「なんか、私のセンスとしては、生きるか死ぬかって感じが伝わってきた。」
と、コメントしてくれた。
まさにです。

そして、私の次の戦場は、「家庭」であるわけだ。
ふと気がついたの。今、私には、選択ができるということ。
戦場にとどまることもできるし、
戦いを望まず、挑まず、そこを出て「平和」な国家作りをするための仕事をすることもできるんだって。

出るとは思ったけど、そういうことでしたか...。


●私のアートプロジエクト

Class4のお楽しみ、一年間の課題であるアートプロジエクトの発表会がありました。
生きてることそのものがアートであるという考え方。人生は創造、クリエイテイブなんだなって、
本当に思います。学年の中でも、あまり目立たない生徒がステージに上がると、びっくりするような、
パフォーマンスをやったり、美しい声で歌ったり、はたまた感動させる映像を披露したりと、
「え?この人に、こんなに素晴らしい才能があったのね!?」と、まあ、とにかく驚きと感動の連続。

そのとたん、その人が急に、かっこよくみえて輝いて見えるのです。
人間の輝きって、内面から出るものなんだなって、本当に、このとき思います。
誰もが、それぞれが持っているコアエッセンスを大切に形にしたものが、アートなのかもしれません。
4年生にアイスランドの有名なロック歌手がいるらしいと聴き、彼のパフォーマンスも見にいきました。
そういえば、時々、すれ違う人の良さそうな男性。それって、彼だったんだ!今年は3の線で、アプローチ。
ミュージカル風のコメディーで、笑いと拍手を誘っていました。
誰なんだろう?名前聴くの忘れちゃった。きっと皆の方が知ってるね。
彼は、今、北京オリンピックのためのアイスランドの卓球のコーチもやっているんだとか。
ユニーク!

今日は、解剖学の授業の申し込みもしまた。朝8時から夕方5時まで毎日、10日間の集中講義です。
7月はまたマイアミ。
今度はビーチにあるホテルらしい!?
やっとマイアミらしい場所に行けるのね。


さあ、いよいよ私の番。なんとか、声も出るようになり...とはいうものの完璧ではないけど、今夜は歌えそうです。
私は、以前から、自分用に暖めていたHealingのための音楽の第一弾として、『CHACRA DANSE 』という曲を作りました。
音を聴きながらチャクラをオープンにし、各オーラレベルにとどまりながら、自分の体の状態を認識できるよう、
音楽で誘導されています。というのは建前で、楽しくって音楽を聴いちゃう。でもそれが、よいらしい。
音楽を今後、どのようにHealingに生かしていけばよいのか、自分の中の研究の第一歩となりました。
このまま、4年生の卒論の研究に当てちゃおうかな。

この日はファミリー・デイでもあり、一般のお客様もいらしており、評判は上々でありました。
Year 1の時に比べたら、肝が座ったのかな。あまり緊張せず、すごく楽しめました。
出来がよいので、帰ったらTDをし直そう...。


2008年4月27日

●知らなかった?皆はそうして治してたの?


ヤバイ。ノドが痛い。セレモニーの音源作りで根をつめすぎたかな。
案の定、翌日から発熱とひどい咳。今回の私のテーマは信頼と降伏。精神的にも物理的にも、重い荷物をエネルギー的にしょいすぎている体の負担は、
方や腰にくるんだそうです。朝起きたら、これがギックル腰?ってやつかと思われるほどの腰痛。歩けないじゃないの。
サイコパス・ウイークの私のWondは、授業が始まる前日から夢という形で始まっていることは知っていたけど、
こんなにガツンと体に来るとは思いもよらなかったな...。
ちょっとなら、頑張れると、風邪の初期に休まないことが、どれくらい声の回復を遅らせて事故になってきたか、
身にしみて感じてきたので、今回、チャレンジしてみましたよ。
「重荷をおろす」
2日間、午後の授業をお休みし、動物のように寝まくりました。が...どんな体勢をとっても、とにかく体の間接が痛い。
食欲も無い、(珍しく)状態。
ありがたいことに、クラスメート達が遠隔でエネルギーを送ってくれていたとのこと。
うとうとしている間も、アートプロジェクトで作った作品の音や、セレモニーの音源が頭の中で鳴り響き、
他のことが全く考えられない...。
ん?待てよ?考えなくていいのか?そのために、休んだんだもの。
その時の私の状態は、夢と現実の間をまたもや行ったり来たり。2年生は、人間の第4レベルについて深く理解する学年。
生きている人たちや、先祖、形のないエネルギー体などとのコンタクトも入っている。
その中にいながらにして、自分というものは、何者なのかを、探す旅。
そういう意味では、熱でうなされていた時間、私は自分の音楽と一緒にアストラル界をさまよっていたわけです。
3日目の、スーパービジョン&プロセスの授業が終わった頃、目が覚めて、起き上がってみると、少し、熱が下がっており、
なんだか体が軽くなっていて、びっくり。
授業には出られなかったけど、皆ときっとアストラル界で一緒にプロセスしていたんだわ。
声がもとにもどるのに、通常は2週間くらいかかるんだけど、なんと今回は3日で復活。
先輩の美穂さんに、かくかくしかじか、やっぱり風邪は引き始めにじっくり休むのが一番なんですねと、
そんな話をしたら、「え?なんか、普通のこと確認されてる気がする」
と、笑われてしまいました。
え?皆は、そうやって治してたの?

「自分に休息を与えても、安全」なんか、そんな2日間だった。
過去性で戦いの中で裏切りの体験を持つらしいサイコパスにとって、
「戦士の休息」を体験し、信頼、降伏することは、今世、生まれてきたことの課題でもあるらしい。


2008年4月23日

●マイアミに着きました..


みなさん〜〜スマスマ見てくださってありがとうございました。
懐かしい音楽がたくさん出てきたので、興奮してる方も多かったことと思います。
私は、自分のオン・エアーを見られなかったので、帰ってから録画を見ることにします。
黒いドレス...というのは、たぶんリハで着ていた服のことなのかな?笑!?ってことは、
ほぼ、スッピンが映ってたってこと?おっと!ヤバっ。

マイアミ行きは、向かい風の影響で、ワシントンまで13時間の長旅となりました。
足はむくむは、鼻は乾燥してアレルギーになるは、もう、大変。
飛行機を降りて、歩いたとたん、ピタっとむくみも、鼻も治っちゃう。
不思議です。で、また乗ると始まる。

そこからは、マイアミまで3時間。
あっという間。

こちらは夏です。
ハイシーズンを迎えているらしく、飛行機は満席。
6月のチケットがほとんどとれないことが判明。7月も解剖学の授業で渡米予定ですが、大丈夫なのかな..ちょっと心配。

時差調整のために、たいてい2日早く入るのですが、今回はホテルについてから、ずっと試験勉強をしています。
疲れるとお昼寝をするんだけど、お昼寝の間に、夢4本..しかも続きもの。

夢の中で、父という男性と、母という女性が、
ひとりの人間として生きていました。その中に子供として、私がいるんだけど、家族のドラマに客観的に参加している形でありながら、
自分がどんな傷をその中で体験してきたかを、シナリオの中で再体験していました。
目がさめたら、涙が出て、大きな声で泣きました。
父親は私が最初に見るモデルとしての男性でもあり、彼に、特別な存在としてかわいがられています。
気分的には、父の恋人でもあるわけです。
両親は仲が悪かったので、当然父は、母をよく言わない。
そこで、父は、本来、恋人である母から受けるべき愛を、
私に重ね合わせていました。その時の私は、父から愛されていると感じ、勝利者なんだけど、次の瞬間立場が逆転。

 父は、私とふたりのときは、優しく、理解のある父なのに、
いざ、母の病的な行動が出ると、母親の側について、
私を責める立場へと変身します。AC(アダルトチルドレン)の共依存型の夫婦にとって、ふたりが共同作業として愛情を確かめ合うのに、
子供がネガティブな立場での鎹になると聴いたことがあるのですが、まさに、私はその役割でした。
そこで、私は、父親の裏切りを、体験します。我が家では、こんなことが何度も繰り返されました。
「異性は裏切るものだ」私の中にこんな刷り込みがあることもわかりました。「愛したら、裏切られる」こんな感じ?
「また、パパがママの味方をしてる...悪いのは、ママなのに...」
目がさめたら、そんな風に、泣いていました。

同時に、私は、嵐で壊れた鳥かごから、外に逃げて、ご飯を食べられなかったり、
飛べなくなった小鳥を、一匹、一匹、探し出し、介抱するという夢を、見ました。
2週間前に、介抱する対象が猫で、内容が同じものを、見たばかり。
う〜ん、何か、意味があるぞ。


4本目の夢の中では、子供として、その夫婦の中に存在するために、
本能的に、悪役にさせられる自分を自分で受け入れてきたきた自分に気がついている場面から始まります。

「私が、悪いからなんだ...ママと一緒に私を叱るのは、しつけのため」そんなふうに理不尽なふたりの言い分も受け入れていたのは、
「愛する人からの裏切りを感じたくないため。」
それがわかった瞬間、そんな嫌な役割を本能的にやっていた自分に対し、
深い悲しみと怒りがご〜〜っとあふれて来ました。

「もう、たくさん!あなたたちがなんといおうと、私は、悪くない!。」

と言いながら、家を出ていき、自立するところで、夢から覚めました。

実際に、今でも、私は、生きている家族から、どんなに頑張っても、
散々な言い方をされているわけですが(苦笑..ほんとうにヒドイのよ..。)
どんなに頑張っても、どんなに家族のためにサポートしても、
彼らの期待が満足することはないのだということに、
はっきり気付かなければなりません。そこに労力を使うことを、心からやめよう。

もう、その「悪役」を、引き受けることをしなくても、
私は、家族として、人間として存在する権利や、愛される資格を持っているということを、
より強く、自分に言ってあげようと思いました。

「たったひとつの」が生まれてきた動機のひとつには、
こういう封印された感情もあったんですね。

自分で作っていて変ですが、
後から、こんなふうに気がつくことがよくあります。

「裏切りの体験」を、克服し、
心から、人を信じて、愛せる人間になりたい...。

実にCLASS4は、サイコパスについて学びます。
自分の中にはあまりないと思っていたサイコパスの傷が、初日前日から夢の中に浮上しました。

私の変容のプロセスがもう始まっています。


2008年4月21日

●いよいよスマスマ今夜

いよいよ、本日、マイアミに出発です。ついさっき、アートプロジエクトの作品作りが終わったところです。試験勉強なんて、する時間全くなかった....。うう...大丈夫か?私?
Class4はアート・プロジエクトの発表会があったり、試験があったりと、もりだくさん。勉強そっちのけで、作品作りしていたから、一日椅子に座りっぱなし。
足がむくんでしまうわ、太ってしまうわ...もう。
 マイアミでちょっと減量できるかな。
ホテルの中では、授業会場と、部屋の往復。一日終わるとへとへとで、どっちみち部屋で自炊。うれしいことに、強制的に粗食暮らしです。
 授業期間は香りのするものを、体につけてはいけないことと、お酒も禁止。望むところだ!
 今日の夜9時、スマスマに出演しますが、残念ながら私は、ちょうど飛行機の中です。とほほ。4年生を送る会のセレモニーのための音楽制作を、
私が、やることになり、そっちのこともあって、あたふたしています。音楽を作っているとあっという間に時間がたちます。
アトリエにこもり、気がつけば朝5時過ぎだもの。全く眠くない。窓の外は朝一番の釣り船が出発する音。すっかり生まれたての朝の気配。
外はとてもいい香り。
 空港で、食べ納めにお寿司でも食べるかな...。日本に戻ってくる頃の日本は、初夏の気配でしょうか?
できるだけ、日記を更新できるように、がんばるよ〜。


2008年4月20日

●21日スマスマにSPに出演しています


仕事場の建物で朝から工事。
BBSH CLASS4は盛りだくさん、試験、アートプロジエクト、セレモニーの音源作りと、準備と作業がたくさん。
なのに、この音のために、いっこうにはかどらず。頭と体がバリバリに凝りまくり。
よかった、今日、カウンセリングの方、いらっしゃなくて。
催眠なんかできないほどの爆音...。
思わず、教科書を持って、葉山足湯温泉へ避難。そしたら、勝野洋さんが取材にみえていました。
なんの番組かしらね。
足湯に浸かっている間、試験勉強です。ホ〜ホケキョ聴きながら。
いいな〜このほのぼのとした時間。
かなりいいお湯ですのに...全身は入れないのが残念。
いつか葉山にも温泉場ができたらいいな。数年前に、葉山唯一の大楠温泉が閉店してしまい、
残念...

あそこ掘ったらでるわけですよね..でも、今はあっけなく駐車場となっていて、
なんとも寂しい。

21日、私はマイアミ出発の日です。
残念ながら、スマスマにSPに出演している自分の姿が見られないけど、
皆様お楽しみにね。

むこうでPCを明けますので是非、メッセージおくってくださいね。


2008年4月16日

●趣味悠々

見た?見た?国府弘子の『趣味悠々』JAZZの楽しみ方を、国府弘子さん教えてくださってましたね!素人の私も思わず、鍵盤で遊んでみたくなりました。
あの日、ピヨコ、体調絶不調。痛々しいほどだったのに、TVの画面からはそんな彼女の様子は全く見受けられませんでした。ピヨコはすごい!さすが精神体育会系!(これ新しいジャンル?)自分の体調返上でTVの向こうで見ている人や、私に、元気な自分で、もてなしてるの。「そんなに頑張らなくていいよ!無理しないテンションでいいよ。」と、言ってあげたい。でも、皆にヘタレの自分を見せたら迷惑がかかると、きっと思っていたのかな。すごいよ。人間の精神は、人の肌艶も変えてしまうんですね。私?ちょっと太ってたでしよ?でもぴよこ?ピカピカ・オーラ出ていましたね!藤井さんの優しいフォロー、それに一般素人の方々にわかりやすい自由な鍵盤表現、さすがです。ちゃんとJAZZになってたよ!
 さっきピヨコと電話で話をしたんだけど、藤井さんと林さんの優しいサポートや純粋なリアクションにどれだけ、助けられたか...と、言っていました。
 う〜ん。すごいよ。ぴよこ!はやっぱり。


●しあわせ

東北6県で13年目を迎えるFM仙台の番組『EPO〜風の散歩道』
3/28日に行われた仙台電力ホールでの私のコンサート、ゲストにJAZZピアニスト国府弘子さんを迎えお送りしたLIVEの反響が今も続いています。
 本日収録があり、スタジオに行くと、たくさんの方々からの熱いメールが今も送られてきており、番組中で、皆さんの文章に感動し、泣かないで読むのが大変でした。
 その日のコンサートに来てくださった方々が、音楽を聴くうちに、自分の人生と重ね合わせて感じたことを文章で書いてくださった内容にあまりにもドラマがあり、私はまるで、誰かが作った映画か、音楽か小説に感動するような気持ちでいっぱいになってしまったの。
 番組デイレクターの鈴木さん、構成の三浦さんと本日お話をしたのですが、FM主催で行ったLIVEで、「よかったです」とひとこと書かれてあるコメントはよくあるそうなのですが、ライブを聴いて、リスナーの皆さんが感想とともに、自分の人生をドラマチックに書いてくるコメントは、今まであまりなかったことだと、話してくださいました。
 ペア400名合計800名のキャパに2000人のファンの方の応募があり、その中で、番組スタッフは厳選な抽選をするわけですが、どの方もご入場いただきたい気持ちで、選ぶのがすごく辛かったと言っていました。
 何故なら、皆さん、それぞれに、現在のご自身の状況や、心情などを書かれてくるハガキが多く、選ぶのに本当に苦労したと言っていたからなの。
 通常はハガキ選びもバイトの方々におまかせという例もあるようなのですが、私の番組に関しては、普段のファンの方々との交流の仕方から、スタッフ&デイレクター自らがハガキの内容を読み、誠意を持ってはがきを選ぶことを決め、抽選で選んだようでした。
 珍しいよ。こんな制作チーム。当日、歓送迎会を断って、いてもたってもいられず、友人からチケットを譲ってもらって来ました!という方や、県外から来ました、という個人的なプロセスを、入り口でスタッフに言い残していく方ばかりだったそうなの。そんなことって普通ある?それにスタッフがものすごく興奮しており、 打ち上げで私は彼らの報告をきき、また感動...涙...涙...。
 私の場合は、LIVE終了後、CDの売り場にたくさんの人たちが集まって下さったのですが、サインをするごとに、お客様がご自身の人生と、感想を語り残していかれ、そのコメントがあまりにも美しく、お願い!私を泣かせないで!サインしながら、皆さんのコメントにもらい泣き。
 皆の方がよっぽど音楽だよう!?皆のドラマは、素晴らしい、音楽なの!
こんな表現しかできない。
 ゲストの国府さんの人柄とピアノの美しさに感動したという声も毎日届いていたようでした。
 私は、なんて愛されているのでしよう。幸せものなの!?
そんな気持ちで、本日、葉山から戻ってきました。
 
 本日15日はeponicaでおなじみのララリーヌ先生のお誕生日、16日、明日は、私の秘書&アシスタント服部女史のBD、あさっては、MUSIC&DRAMAのセラピスト&元こまつ座俳優の宮川雅彦氏のBD。不思議ね。私にとってとても大切な人々が3日間連続して生まれているのね。
 みんな!生まれてきてくれてありがとう!この時代の喜びも悲しみを共有できる奇跡のようなめぐりあわせを、神様に感謝いたします。
 そうそう、あした、16日、NHK『趣味悠々』見てくださいね。国府さんと共演しています。是非、みてください!
 
 
 


2008年4月14日

●宇宙と音楽

宇宙と音楽

 和歌山大学で、『WE CAN 』と題して、講義授業をさせていただきました。
大学生の人たちだけでなく、教授の方々も会場にいらしたそうですごくうれしかった。
 びっくりしたのは、昔の飲み仲間でクラッシックの歌手のお友達が、偶然にもこの大学で音楽の教授をしていたこと!
彼も授業を聴きに来てくれてて、彼を見たとき、誰だっけ?知ってる人だけど?と思うんだけど、まさか、この大学にいるって思わないからびっくりでした。
 それと、徳島にあるプラネタリウムのプログラム『銀河鉄道の夜』で私がナレーシヨンをしたときのリーダーで、女性の天文学者の方が、同じくこの大学にいらして、もう〜?不思議な再会の連続。

そもそも、この大学に、私を呼んでくださったのが、和歌山大学の教授でもあり、和歌山美里天文台の台長もつとめる、尾久土さんという宇宙天文科学者。
 何年も前になりますが、「星の舟歌」という私の作品が、美里町天文台と、町の歌になった時のご縁から、始まったことでした。
 昔、尾久土さんとは『科学』と『神秘』について、意見を戦わせ、朝まで討論するなんてことが、昔よくありました。楽しかったな〜朝まで生激論!
 答えの出ない時間を、UFOやオバケはいるだのいないだの、体験したことが、科学で証明されたら信じるだの、そうでないだの、そんな会話に費やすわけ。

 講義の後、久しぶりに尾久土さんをはじめ、素晴らしい科学者の人たちとゆっくりお話をして、新しいことを知ったり、彼らの研究に触れることができて、私の細胞が活性化したような感じがする。とても楽しかった。
 その時、ふと思ったの。私たちの、激論は、フレームを変えてみれば、お互いに同じことを話していたんじゃないのかなって。
 今、私は、元NASAの物理学者である、バーバラ・ブレナンの学校で、生体エネルギーの取り扱い方をHealingとして学んでいるし、
どちらかというと、神秘から科学の意識へと自分の興味が変化していることも確か。
 前回の日記に書いたように、
「何故音楽や歌が人の気持ちや体に影響を与えるのか?」
このテーマについて知るために必要な情報を与えてくれる人たちが、日本で、この大学にたくさんいたことも、偶然ではないように思えてうれしかった。
 アインシュタインが最後に神の存在を強く意識していたでしよ?
もう、神秘と思われたものが、科学的に証明されることを、夢がないとか、現実的すぎるとか、そんなふうに思わなくてもいいのかもしれない。
 地球上で、科学が神秘に近づいていくことも、神秘が科学的に証明されることも、宇宙意識では完全に統合された状態で存在していたりしてね。

『コンタクト』という映画の中で、『宇宙船には、詩人を乗せるべきだったんだわ!』と、宇宙の美しさを体験したジョディー・フォスターが語るシーン、大好きなの。
 『科学が神秘に恋してる』という歌は、私の小さい頃からの空想を、歌にした作品。久しぶりに聴きたくなった。


2008年4月11日

●春の嵐..私の心にも

春の嵐

桜の季節は切ないですね。
花が咲いたかと思うと、必ず嵐がくる。

まるで、体が治っていくみたいに、
雨が降り、風が吹き、そして何もなかったように、晴れて気温が上がったかと思えば、また天気は悪化...一進一退を繰り返し、そして本当の春が来る。

地球も私たちの体と同じように、パルスを持ち、命のサイクルを繰り返しているのかもしれません。

春は、何かと気まぐれ。
気持ちもそぞろ。なんだか気分が安定しないという方。
ご心配なく。
人間のホルモンがこれから来る季節に合わせて体の中で変化しているそうです。
落ち込んだり、ゆうつになったり、涙が出たりするのもそのせいみたい。
こういう季節には、季節の野菜をたくさん食べるといいそうですね。
季節の野菜には、そんな気分を調整してくれる成分が入っているのだと、
どなたかに聴いたことがありました。

4/16日NHK教育『趣味悠々』国府弘子さんのJAZZのクラスに出演しています。
是非、みてくださいね。21日(月)だったかな?(うわ〜マイアミ出発の日だ〜)スマスマにも、EPO登場します。

 先日、末期がんと戦ったクライアントの方が亡くなりました。
一年間MUSIC &DRAMAに通い、ご自分の人生を振り返り、最後にお目にかかったとき、この方は、車で運転して葉山まで来られ、ピカピカに輝いており、まるで健康そのもののように見えました。
 彼女にお目にかかったのは、それが最後でした。予約状況が混み合ってて、なかなか枠をおとりできず、2ヶ月後の予約でした。
 その日、なかなかお見えにならないので、心配してお電話したら、息子さんから、彼女が亡くなったことを知らされました。
 彼女は、私に、ヒーリングに関する様々なテーマを残してくれました。
彼女自身がJAZZの歌手であったことなどを通じ、カウンセリングでは音楽を使うこともありました。たまたま使った歌や音楽が、がんの痛みを緩和したことや、人の意識を覚醒させる力を持つことなど、彼女は身を持って私に臨床例として残してくれました。
 私は、そんなに大切な情報さえも、たまたま起こったこととして、見逃し、学びにできなかったどころか、カウンセリングやヒーリングで今だに取り扱うことができない無力さ、もどかしさに、自分がクライアントとなるBBSHのカウンセリングで先生と話をしながら、本日、号泣しました。
 28年も音楽と関わっているのに。自分が一番知っていることなのに。
一番得意なことを、セラピーで生かせないでいるのです。
 ヒーラーとなる自分が、単なるフィーリングや自己満足で声をだしたり、エキセントリックに解放されるようなヒーリングは一過性に過ぎないと思っているのは、
自分にその体験が無いせいなのかもしれない。 
 同時に、他の場所で受けたボイスヒーリングで、その時は気持ちがよいものの、自分の根本原因が解決されずに、不完全燃焼し、そのことを、セラピストに話したら、セラピストに逆上されたというクライアントの痛みを聴くことも多く、私は、音楽家でありながら、セラピーで音楽を使うことに、かなり慎重になっていることも事実です。
 しかし、それは、クライアントによって、本人がどのような状態であるかにもよるものであって、私が心配することではないのでしようか?それでも、クライアントは何かしら解放され、変化の一歩のお手伝いができているのでしようか?私は、カウンセリングのメニューにボイスカウンセリングと名うちながら、自分が体験し、知っていることしかお伝えできず、でも何故それが、痛みを和らげたり、悩みの状況から、ほっとできるのか、理由もわからないため、ともすると、セラピストとして自己満足に陥りかねない自分の姿が容易に想像できて、とても怖いのです。
 BBSHで、深く自分と向き合い、音楽の持つ力について、さらに深く向き合っていこうと、こんなに強く思った日はありませんでした。
 明日は、和歌山県の大学で講義です。