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2008年4月23日

●マイアミに着きました..


みなさん〜〜スマスマ見てくださってありがとうございました。
懐かしい音楽がたくさん出てきたので、興奮してる方も多かったことと思います。
私は、自分のオン・エアーを見られなかったので、帰ってから録画を見ることにします。
黒いドレス...というのは、たぶんリハで着ていた服のことなのかな?笑!?ってことは、
ほぼ、スッピンが映ってたってこと?おっと!ヤバっ。

マイアミ行きは、向かい風の影響で、ワシントンまで13時間の長旅となりました。
足はむくむは、鼻は乾燥してアレルギーになるは、もう、大変。
飛行機を降りて、歩いたとたん、ピタっとむくみも、鼻も治っちゃう。
不思議です。で、また乗ると始まる。

そこからは、マイアミまで3時間。
あっという間。

こちらは夏です。
ハイシーズンを迎えているらしく、飛行機は満席。
6月のチケットがほとんどとれないことが判明。7月も解剖学の授業で渡米予定ですが、大丈夫なのかな..ちょっと心配。

時差調整のために、たいてい2日早く入るのですが、今回はホテルについてから、ずっと試験勉強をしています。
疲れるとお昼寝をするんだけど、お昼寝の間に、夢4本..しかも続きもの。

夢の中で、父という男性と、母という女性が、
ひとりの人間として生きていました。その中に子供として、私がいるんだけど、家族のドラマに客観的に参加している形でありながら、
自分がどんな傷をその中で体験してきたかを、シナリオの中で再体験していました。
目がさめたら、涙が出て、大きな声で泣きました。
父親は私が最初に見るモデルとしての男性でもあり、彼に、特別な存在としてかわいがられています。
気分的には、父の恋人でもあるわけです。
両親は仲が悪かったので、当然父は、母をよく言わない。
そこで、父は、本来、恋人である母から受けるべき愛を、
私に重ね合わせていました。その時の私は、父から愛されていると感じ、勝利者なんだけど、次の瞬間立場が逆転。

 父は、私とふたりのときは、優しく、理解のある父なのに、
いざ、母の病的な行動が出ると、母親の側について、
私を責める立場へと変身します。AC(アダルトチルドレン)の共依存型の夫婦にとって、ふたりが共同作業として愛情を確かめ合うのに、
子供がネガティブな立場での鎹になると聴いたことがあるのですが、まさに、私はその役割でした。
そこで、私は、父親の裏切りを、体験します。我が家では、こんなことが何度も繰り返されました。
「異性は裏切るものだ」私の中にこんな刷り込みがあることもわかりました。「愛したら、裏切られる」こんな感じ?
「また、パパがママの味方をしてる...悪いのは、ママなのに...」
目がさめたら、そんな風に、泣いていました。

同時に、私は、嵐で壊れた鳥かごから、外に逃げて、ご飯を食べられなかったり、
飛べなくなった小鳥を、一匹、一匹、探し出し、介抱するという夢を、見ました。
2週間前に、介抱する対象が猫で、内容が同じものを、見たばかり。
う〜ん、何か、意味があるぞ。


4本目の夢の中では、子供として、その夫婦の中に存在するために、
本能的に、悪役にさせられる自分を自分で受け入れてきたきた自分に気がついている場面から始まります。

「私が、悪いからなんだ...ママと一緒に私を叱るのは、しつけのため」そんなふうに理不尽なふたりの言い分も受け入れていたのは、
「愛する人からの裏切りを感じたくないため。」
それがわかった瞬間、そんな嫌な役割を本能的にやっていた自分に対し、
深い悲しみと怒りがご〜〜っとあふれて来ました。

「もう、たくさん!あなたたちがなんといおうと、私は、悪くない!。」

と言いながら、家を出ていき、自立するところで、夢から覚めました。

実際に、今でも、私は、生きている家族から、どんなに頑張っても、
散々な言い方をされているわけですが(苦笑..ほんとうにヒドイのよ..。)
どんなに頑張っても、どんなに家族のためにサポートしても、
彼らの期待が満足することはないのだということに、
はっきり気付かなければなりません。そこに労力を使うことを、心からやめよう。

もう、その「悪役」を、引き受けることをしなくても、
私は、家族として、人間として存在する権利や、愛される資格を持っているということを、
より強く、自分に言ってあげようと思いました。

「たったひとつの」が生まれてきた動機のひとつには、
こういう封印された感情もあったんですね。

自分で作っていて変ですが、
後から、こんなふうに気がつくことがよくあります。

「裏切りの体験」を、克服し、
心から、人を信じて、愛せる人間になりたい...。

実にCLASS4は、サイコパスについて学びます。
自分の中にはあまりないと思っていたサイコパスの傷が、初日前日から夢の中に浮上しました。

私の変容のプロセスがもう始まっています。