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2008年4月14日

●宇宙と音楽

宇宙と音楽

 和歌山大学で、『WE CAN 』と題して、講義授業をさせていただきました。
大学生の人たちだけでなく、教授の方々も会場にいらしたそうですごくうれしかった。
 びっくりしたのは、昔の飲み仲間でクラッシックの歌手のお友達が、偶然にもこの大学で音楽の教授をしていたこと!
彼も授業を聴きに来てくれてて、彼を見たとき、誰だっけ?知ってる人だけど?と思うんだけど、まさか、この大学にいるって思わないからびっくりでした。
 それと、徳島にあるプラネタリウムのプログラム『銀河鉄道の夜』で私がナレーシヨンをしたときのリーダーで、女性の天文学者の方が、同じくこの大学にいらして、もう〜?不思議な再会の連続。

そもそも、この大学に、私を呼んでくださったのが、和歌山大学の教授でもあり、和歌山美里天文台の台長もつとめる、尾久土さんという宇宙天文科学者。
 何年も前になりますが、「星の舟歌」という私の作品が、美里町天文台と、町の歌になった時のご縁から、始まったことでした。
 昔、尾久土さんとは『科学』と『神秘』について、意見を戦わせ、朝まで討論するなんてことが、昔よくありました。楽しかったな〜朝まで生激論!
 答えの出ない時間を、UFOやオバケはいるだのいないだの、体験したことが、科学で証明されたら信じるだの、そうでないだの、そんな会話に費やすわけ。

 講義の後、久しぶりに尾久土さんをはじめ、素晴らしい科学者の人たちとゆっくりお話をして、新しいことを知ったり、彼らの研究に触れることができて、私の細胞が活性化したような感じがする。とても楽しかった。
 その時、ふと思ったの。私たちの、激論は、フレームを変えてみれば、お互いに同じことを話していたんじゃないのかなって。
 今、私は、元NASAの物理学者である、バーバラ・ブレナンの学校で、生体エネルギーの取り扱い方をHealingとして学んでいるし、
どちらかというと、神秘から科学の意識へと自分の興味が変化していることも確か。
 前回の日記に書いたように、
「何故音楽や歌が人の気持ちや体に影響を与えるのか?」
このテーマについて知るために必要な情報を与えてくれる人たちが、日本で、この大学にたくさんいたことも、偶然ではないように思えてうれしかった。
 アインシュタインが最後に神の存在を強く意識していたでしよ?
もう、神秘と思われたものが、科学的に証明されることを、夢がないとか、現実的すぎるとか、そんなふうに思わなくてもいいのかもしれない。
 地球上で、科学が神秘に近づいていくことも、神秘が科学的に証明されることも、宇宙意識では完全に統合された状態で存在していたりしてね。

『コンタクト』という映画の中で、『宇宙船には、詩人を乗せるべきだったんだわ!』と、宇宙の美しさを体験したジョディー・フォスターが語るシーン、大好きなの。
 『科学が神秘に恋してる』という歌は、私の小さい頃からの空想を、歌にした作品。久しぶりに聴きたくなった。

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コメント

今日、iPodをシャッフルにして聞いていたら
「星の舟歌」がかかり、あ〜この曲も本当に名曲だな〜、と改めて感動していたばっかりだったので奇遇です。
そのあと「海の中で泣いたなら」がかかり、「大人になっても知りたい事が山ほどあるの」に、心から「うんうん」と頷いていました。
地球は丸いという事実さえ最初は異端といわれていたのに今では常識です。
魂のこともきっと、科学的にももっと明らかになってくると信じたいです。
でも証明の前には芸術による共鳴がいつの世にもあるものですね。

海の中も本当に神秘の世界です。
小笠原の海は驚きの連続で、シュノーケルでイルカと泳いでいると自然の大きさ、自分の小ささそしてそれに立ち向かう人間の限りない可能性を感じます。
きっと海中と宇宙は似ているのかもしれません。
さて、来週はスマスマに出演ですね。予告編で黒いドレスを着たEPOさんを妻が見つけました。楽しみにしております。