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2009年10月 9日

●Healerとなる人が、自分の真実とつながるとき

『その人が、その人の真実とちゃんとつながることを、応援すること。
そのためには、自分自身が、常に真実の自分の中に正直に存在すること。』
Healingの概念について、BBSHでは、そのように教わる。

相手をどうこうしてあげる、という、意思の世界の話ではない。
そのことを、この3年間ずっと学んできたように思う。

Healerがそのような状態を保つことができるようになるには、
何年もかけて、自分の本当の気持ちや、
未解決の問題に、丁寧に取り組むことが不可欠。

ふとね、
『AQUA NOME』のメンバーのことを思い出したの。
皆、自分自身とつながって音楽してるじゃない〜。
私が一緒に音楽作っている人たちは、
いかに、自分らしい音楽表現ができるかを楽しんで生きている。
私も含め、だ〜れも、「人をいい気持ちにさせよう」なんて、
実は思っていなくて、
いかに、自分が音楽を作っていて幸せだという結果を形にするかを、
楽しんでる。
たぶん、そのことしか考えていないかも。
まさに、全員が、個々のコア・エッセンスの中で生きている。
『AQUA NOME』はそんな人たちの集合体なんだって、思うの。

音楽は、本当にわかりやすい。
音楽家が真実のその人のまま、歌ったり、演奏したりすると、
聴く人たちにHealingが起こる。
テクニックやキャリアではない。
だって、私は、アマチュアの人の歌を聞いても、
クライアントがセッション中に美しいLifeSongを私に聞かせてくれるときにも、
感動して泣くことがあるんだもの。

話は、ちょっと変わるけど、
4年生では『HARA』というものを大切に学ぶ。
『HARA』とは、日本人にとって、とてもなじみのある、「腹」のこと。
ここには、その人の意図が入っている。
「腹をくくる」「腹を割って話す」「腹黒い」
などなど、日本語には、「腹」を使った言葉がたくさんあるところをみると、
私たち日本人は、本当に「腹」の文化なんだなって思う。

「腹」がバランスよく整っていると、体にエネルギーを健康的に供給できる。
4年生では、クライアントの『HARA』を整えるトレーニングをするんだけど、
これまた、相手をどうこうするということではなく、
自身の『 HARA』を整えることが、自動的に相手の『HARA』を整えることだと、
教わるの。

まさに、Healerとなる人が、自分の真実とつながるとき、
相手にHealingが起こるのだ。

と、頭ではわかるんだけどな〜これが難しい。
授業の最後に、先生からミーティングに呼び出された。

「Eikoさんは、Will(意思)が強すぎる〜。それは、なんのデイフェンスかな?
ちゃんとやらないといけないって思ってる?先生が見てるから、間違えないようにしなきゃって、考えてなかった?そんな時、あなたは、後半になると、オーラレベルにいて、HARAレベルにいなくなってるの。」

確かに!!先生ったら、お見通し。
私は、相手の『HARA』をせっせと整えようとしていたかも。
汗だらだらでね。

ということで、みごと、試験に落ちました。笑!
滞在中にもう一回チャレンジです。