« 2007年5月 | 日記TOP | 2007年7月 »

2007年6月25日

●贅沢な気持ちをありがとう

土曜日に、板橋にあるお寺『龍福寺』でコンサートがありました。
マイアミで、体と心を調整し、帰国最初のLIVEということもあり、
ベスト・コンディションでした。
お寺ということもあり、その場所の持つエネルギーと、お客様や主催者の方々の中にいる、
仏様が、ひとつになった感じでしようか?
PAの方の音作りも素晴らしかった!
というわけで、私は、性能のよい車を自由自在に運転する感じで歌うことができて、
贅沢な気持ちになりました。
皆さん、ありがとうございました。
笹子さんや、渡辺亮さんの演奏も素晴らしかったです。

この日、同じステージに立った、『音戯屋』というバンドもついつい耳がそっちに行ってしまう、
個性的なバンドでした。
ヴォーカルの安藤さんは、薬剤師さんでもあり、同じように医療現場で、
そして、音楽で、「癒し」の根源的な意味を、
探し続けている素晴らしい人でした。

いい出会い、いい体験を本当にありがとうございました。

終電にはとうとう間に合わず、
ライブが終わって、スタッフでちょっといっぱい飲んで帰ろうということにもなり、
高円寺の沖縄料理屋さんで、道草して帰りました。
このメンバーで飲むのは、大好き。
8/21日に決定した石垣島「すけあくろ」でのライブや、 24日に行われる、
那覇の桜坂劇場でのライブツアーの話で、
ついつい、話が、盛り上がり、気がついたら、外がうっすら明るかったです。
久しぶりの朝がえり。そして、めずらしく二日酔い。

昨日の日曜日は、まさに、肝休となり、一日タラタラとできて、
よいお休みでした。とほほ。

コンサートの余韻がまだ体の中に残っています。
気持ちよかったな〜。


2007年6月23日

●私たちって天才?

爆発した温泉の近く、松濤一丁目は、報道カメラマンなどが、うろうろする、
すごい状態になっていました。
その同じ並びに、28日に企画された、国府弘子さんのLIVE会場があります。
今日は、そのLIVEのゲスト出演のためのリハーサルがありました。

ここは、先日、聴きに行った、横須賀芸術芸術劇場でのピアノ6連弾のリハがあったという、
開場なのですが、大きな開場ではないものの、素晴らしいピアノが置いてありました。
(HP、LIVE情報参考にしてくださいね)
う〜〜ん、これは!!
思わず、曲が作れそうな素晴らしい鍵盤のタッチ!
それと、今日は、ピヨコの自由な演奏に、私の何かが刺激され、歌も、そのように変容し、
ぞくぞくするようなシーンがたくさんありました。
とにかく、天才じゃないか?オレたち?って感じで、
リハ中に、鳥肌が何度も立ち、そのつど、私の腕をピヨコに見せると、ピヨコが涙ぐみ...
な〜んていう、初々しい、素晴らしいリハになりました。
限定50名ほどの贅沢な空間ですので、既に完売しています。

こんなふうに、音楽に新鮮でいられること、
そして、いつでも発見があること、状況に、いつまでも、慣れないこと。
すごくうれしいです。
なぜなら、変容の可能性があるからです。

彼女とは 7/3日に静岡の美術館でもライブがあります。
 400人定員のところ、4000人近くの応募をいただいたそうで、
本当にありがたいことです。

明日は、てらこん。
仏様の前で、歌います。

マイアミからもどり、私、何か、変わりました。
今日、歌って思った。

どうぞ、明日は、お楽しみにね。


2007年6月22日

●帰国しました


あれ?夏?梅雨はどこ?
マイアミは連日、雷と風と雨でしたので、
帰国したとたん夏空の葉山に感動。
梅雨なのに、雨が降らないと、
水不足が深刻な問題とはいえ、気分は最高でした。
ちょっとした開放感です。

マイアミ滞在中メールができなかったので、
日中は、おおわらわ。

お返事が、かなりの時差で届いたりされた方々には、
本当にご迷惑をおかけしました。

走って、今日は、初泳ぎ!小さな魚の群れが、ゴーグルの前を行ったりきたり。
楽しい!うん、これが私の体。筋肉、はやる息、汗、そして、体を動かすことの快感。
体が感じる喜び。まさに、このこと。
山は、新緑の緑、空は、ペール・ブルー。自然界には私たちを元気にしてくれるのに、
必要な色が全部あるように思いました。
とてもきれい!
海岸は、海の家の準備で、トンカントンカン。
夏が待ち遠しいです。

時差ボケを治さないと...。マイアミのナチュラル・スーパーで購入した、
ホメオパシーのおかげで、そういえば、いつもより楽でした。

いよいよ明日から仕事に復帰です。
昼間は、国府弘子さんと28日のライブのリハーサル。
おかげさまで完売とのこと。

そうそう、私も、9/28日に渋谷パルコ劇場でのコンサートが決定しました。
是非、皆さん、いらしてくださいね。


2007年6月18日

●スモません〜〜

日記を書いている時間帯、ねむねむ状態か、
授業の前で急いでいることが多くて、
すごいね!私、誤字脱字がたくさん。
読みかえしてみて、恥ずかしいスモ。


●卒業式

午前中からバーバラ先生と全校生徒、瞑想の時間。
とても静かで、深い時間です。
最初は頭の中で、いろんな物事が、あ〜でもない、こうでもないと、
おしゃべりをするのですが、そのうち落ち着いてくると、
深い海の中にぽつんと座っているような心地よさ。
瞑想の時間を必ず持つようにといわれているのに、
家ではなかなか実行できない私。

何事にも、「やるぞ!」という最初のインテンションが必要です。
宿題やりたくない病も、そのインテンションがなかなか作れないからかな。

今日、一緒に組んだヒーリングの授業で、私を選んでくれたのは、
ジエーンという女の子で、犯罪を犯してしまった人のための、
セラピーを刑務所でやっているカウンセラーでした。

彼らはセラピーを受けるものの、たとえ改心して、社会に出ても、
アメリカ社会が、彼らを受け入れる準備ができていないことが多く、
結局また疎外感を感じて、もどってきてしまうというシステムに違和感を感じ、
バーバラのところで、深いセラピーと心と体のヒーリングを学ぶ決心をしたということでした。
日本にも、もしかしたら、同じ現状があるかもしれません。

犯罪を犯した人に対するケア、被害者に対するケア、
どちらもとても必要であると同時に、
犯罪を置かすことしか、生きる選択が無い個人を含む社会の構図が、
なんとか、エコロジカルなものにならないだろうかという、
私も、ずっと同じことを思ってきました。
私の身近にいる人達も、社会からの偏見により、雇用が限られていたり、
精神的に平等感を得られなかったりする方々が非常に多い。

無力ながら、私たちにできることがきっとあるはず。
私のインテンションは、少しずつそちらに向いています。
もちろん音楽を通じて、ヒーリングを通じて、
私、友達、家族、先祖、地球にいる全ての生命、そして地球、
宇宙にいる全てのエネルギーが癒されていくための仕事を、
したいな。

今日は、4年生の卒業式がありました。
ほんとうに、皆さん、おめでとうございます。

4年生の皆さんに、在校生からハンドメイドのチャクラ・アップリケTシャツを、
送りました。
こちらにきて、みんなで、チクチクお裁縫したの。
おしゃべりしながら。
楽しかった〜〜。


2007年6月17日

●おめでとう!私!

今、発表がありました。
2年生に進級できました!

うれしい〜

今日の中間報告でした。
これから、ランチタイムです。

皆さんの暖かいメッセージから、
元気をもらっています。
本当に、ありがとう!
ありがとう!

胃の裏側からもありがとう


2007年6月16日

●いよいよ発表

2年生に進学できるかどうか、いよいよ今日発表です。
筆記試験もぎりぎりで合格した私...
様々な技術スキルは、昨日、クラス全員パスできたものの...
最終的に、進級できるかどうかの発表は、今日の授業でわかるのだそうです。
大丈夫かなあ...。

夕べ、授業が終わった後、4年生を送るセレモニーが学年ごとにありました。
素晴らしかった!楽しかった!!
ここで勉強していることを、取り入れての、ミュージカルや、ダンス、音楽、
どれも感動的でした。

この学校は、アートや自己表現の時間をとても大切にしています。
音楽や、演劇、ダンス、アートを、先生自らが、その表現を授業に取り入れているので、
勉強がとても楽しい。
シュタイナー教育的要素もすごく入っています。
自己の魅力を輝かすこと、それが心の癒しにつながるという考え方。

セレモニーが終わったら、9:30を回っていました。

今学期は、毎日が、私たちにとって、BIG DAY!
「我が家の中での普通」と、思っていたことが、
「普通じゃなかったんだ」とわかったとき、
家族に対する怒りや悲しみが出てきて、床にうずくまってしまいました。
あまりにも、痛い記憶。
泣きすぎて、ひきつけをおこしたようになった私を、先生やクラスメイトが、
抱きしめてくれたり、寄り添ってくれたり、手を握ってくれたりして、
優しく、くるんでくれました。(しかし、なんで、こんなに出てくるんだろう?)
人から、愛を受け取るのがいつも怖かった私。
なぜなら、我が家では「愛」らしきものは、子供をコントロールするための、
親の誘惑であり、裏切りと背中合わせの、危険なものだったから。
それはいつも条件付きで、手にいれたかと思うと、その先に、
恐ろしい言葉の暴力や、虐待が待っていたからでした。
特に異性に対する警戒心は、父親や兄のふるまいから、
来るものであるように思います。

「人を信じても安全なんだ」そう心から思えるようになるには、
時間がかかりすぎるくらい、私の心は病んでいました。

少しずつだけど、違う私になれそうな気がしています。
私をここまで導いてくれた、先生や、クラスメイトに心から感謝しています。


2007年6月14日

●マイアミは大嵐

昨日、マイアミは夕方から大嵐となりました。
ドラム缶をたくさんの人数でがんがん叩いたような雷の音と風。
何かな?と思ったら、黒い雲が立ちこめ、大嵐になりました。
ホテルの窓ガラスは、ヒョウでパチパチいうし、
パーム・ツリーは、風で、倒れんばかり。プールサイドの鉄製の椅子やテーブルが、
吹き飛ばされて動いています。こちらの嵐は、規模が違います。

久しぶりに合ったクラスメイトたち。
皆、それぞれに、いろんな変化を経験し、混乱したり、余計な力が抜けたり、皆、いい時間を過ごしていたみたい。
私も、少し、雰囲気が変わったと言われました。
一度、心の中で、死んじゃったからかな。
エネルギーが、再生されたのかもね。

提出した宿題のダメ出しが出て、明日までに提出しなければなりません。
全部英語なので、まず、日本語で原稿を書いてから、それから翻訳です。
ネイティブでない、日本人にとっては、ハンディーがあり過ぎる...。
こちらの大学は、入るの簡単だけど、出るのが難しいって、本当かも。
とにかく、楽しいけれど、厳しいです。
今年、卒業予定の4年生の先輩たちは、素敵な人達がたくさんいます。
皆さん、たくさん、自分自身と見つめあう時間を過ごしたからこそ、
輝いています。とてもニュートラル。自分も、あの人達のようになれるのかな〜。憧れです。

夜7時からの授業は、4年生から10人選ばれた人達の研究発表。
弁護士、世界生活支援活動員、日本からは女性の宮司さん、精神科医、ボディービルダー
それぞれの職場で、どのようにBBSHでの体験を生かしてきたかという、
発表でした。

宮司さんの祝詞は、よかったな!マイアミで聴けるなんて。
興味があったのは、精神科医と、ボディービルダーの生徒の発表。
ヒプノセラピーやNLPは、お薬を使わず、潜在意識や神経回路に働きかけることにより、
心の状態を望ましい方向に変化させ、その人が本来持っている輝きをとりもどすというもの。
薬を使うお医者様は、BBSHでのエネルギーワークをどのように取り入れてるのかな。
とても興味深かったです。もっと英語がわかったらな〜。

ボディー・ビルダーの男性は、トレーニング・ジムを経営していて、
訪れる、クライアントの体型から、人格や、エネルギーの使い方をみて、
その人にとって、バランスのよいエネルギー体型をトレーニングで、作っていくという、
結果報告でした。
そうそう、私たちの人格は、大きくわけると、5つに分類され、その人格によって、
体型や、エネルギーの使い方も決まってくるというところから、その人格に合った
ヒーリング方法を学ぶのですが、(うまく、説明できなくて、ごめんなさい。『光の手』『癒しの光』、最初は難しいけど、私たちの教科書です。読んでみてね!)
トレーニングで筋肉の付きかたや、体型を調整することでもメンタルに変化が起きるということなんでしょうか?
いや〜面白い、研究発表でした。
人間の体って、すごい!
やっぱり、心とつながってるんだ!
4年生になるとき、うお!私は、50歳。未来が楽しみです。

そうそう...またもや、メールが使えません。受信はできるけど、お返事ができないのです。
お仕事関係の方や、ご返信を待っておられる方、帰国後、23日以降のご連絡となります。

では、お休みなさい。
明日も8時から授業です。


2007年6月12日

●夏のマイアミ

今、夏のマイアミに滞在中です。
皆さんお元気ですか?

eponica40号いかがでしたでしょうか?今後も、スタッフ一同、素敵な作品をお届けできるよう、
楽しんで制作を進めたいと考えています。どうか、今後とも、よろしくお願いいたします。

?3000から?4,500の、購読料の変更にご理解いただき、
次々と、ご変更届けが届いています。
本当にありがとう。みなさん。

継続をいただいた方に、もれなく、ささやかながら、プレゼントをご用意しています。
皆様の、お近くにおいていただき、
少しでも、前向きなパワーのお力になれるような、スピリチュアルプレゼントを、ご用意しています。

『わたしについて』先行予約いただいた方へのオマケCD
『Radio eponica〜Aqua Nomeの世界』のご発送は、ご注文いただいた方の順番に、
ご発送となります。

予定では、6月中のご発送になりますので、待っててくださいね。

私の日本滞在期間が、今後5年間、限られているため、
今後も、いろいろと皆様には、ご迷惑をかけることが多くなると思いますが、
スタッフの協力のもと、一丸となって、皆様とのコンタクトに失礼のないよう、
力を注ぐ勢いで、編集を続けていくつもりです。どうか、ご理解いただければと思います。

今回、BBSH一年生、最後の授業となります。
出発前に、BBSHのBIPセッションの中で、一年生中に受けなければならない、
18回目の最後のカウンセリングを受け、自分の心の中で、様々な変化がありました。
痛みと感じると、あまりにも、痛くて、痛みと感じないようにしていた、自分と家族とのことが、
またもや、噴出!!

自分の心の痛みを認識して、
「痛い」「憎い」「怒り」「悲しい」「罪悪感」これ、感じなきゃダメだって、
思いました。

その過程で、「いい子になって、受け入れられよう」としていた、
自分のことが大嫌いになりました。

自分の存在を、抹消したくなったりしました。
こんなことって、あるんだ!?って、初めて、そうしたいと考える、
その人達の気持ちがわかりました。
私は、自分のこと好きだと、思っていたんですが、
このことに気がついて、まてよ?と思った。

そうしたら、「死にたい」という相談をカウンセリングでたくさん受けるようになりました。
とても不思議なタイミング。
人はどんな時に、「死にたい」と思うのか。自分のプロセスを体験していたこともあり、
クライアントの方々と、一緒に癒され、ようやく太陽の下に、
心が浮上しました。

今は、すっきり、快適です。

私は、「両親や、兄に、受け入れられない自分」を家族の中で演じないと、生存できなかった。
それを、私自身が無意識にできないと、家族として受け入れられない時間を長く過ごしたために、
(すごく複雑でしよ?なんだかよくわかんないでしよ?いい子でいても、ダメな子でいても、
私は、家族や、兄から、バッシングされる存在として生存していないと、
彼らも生存できないうということなんです)

そのことに気付いたんです。
いい子でいたって、、悪い子でいたって、どちらみち、精神的に殺されたり、生き埋めにされるわけです。

そんなの、死にたくなっちゃうよね。
どうしたらいいの?私?
生まれてこない方がよかったの?私って、思うでしよ?
そんな養育環境の中、
それでもなを、私は、正直に自分のことを語らなければならなかった。
そのたびに、奈落の底に突き落とされる。
この繰り返しを、最近までやってたのよ。

そんなのって、家族なの?兄弟なの?
それでも、受け入れられるために、いい子でいようとする、私。
大嫌い!!バカみたい!
もう、やめた!そんなこと。いい子はやめやめ。
さらなる家族からの自立。
そう決意したのは、数年前でした。
とにかく、自分の居住環境、精神的な環境を、
安全に確保することからはじめました。
そして、それに罪悪感を持たないこと。
それしかないと今は、思います。

先日の『晴れたら空に豆まいて』金子みすゞのライブで、私は、みっともない、大失敗をしました。
なのに、お客様が、暖かく笑ってくれた。
他のアーティストの人達は、ちゃんと素敵なライブをやってるのに、
私は、ミスの連発。恥ずかしい。
頭の中が真っ白...。
こんな私を見て、みんなに心配されたらどうしようと思えば思うほど、
ギターのコードが出てこない...歌詞は間違える...。

絶望的になっていたのに、そんな私を助けてくれたのは、
お客様と、共演者の皆さんでした。

「いい子」ができないと、正直に表現できたとき、
皆さんからのサポートに甘えることができた。
これって、私を、すごく変えた出来事でした。

私、いい子でいること、やめるからね。
eikoになるからね。

BBSHで学んだたくさんのことを、いろんな形で音楽に表現していく。
きっと、そんな風になっていくんだな。
私。