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2007年5月 4日

●eponica追い込み!

今日も最高のお天気でしたね〜。
すごく気持ちよかった!!
うっかり遊びに行ちゃおうかな?と思いきや、eponica40号の追い込みが、せまってたんだっけ。
アトリエがもうひとつ増えたので、機材の引っ越しに追われて、
原稿のゲラチエックが遅れていました。
今日やらないと、宿題の締め切りも迫ってるのに間に合わなくなっちゃう。

でも、こんなに気持ちのいい日を逃すのは、もったいないような気持ちにもなり、
仕事の合間に、今日のライブの物販用のお釣り銭つくりを理由に、
お散歩がてら銀行へ。

せかっくだから、砂浜沿いに歩いて森戸まで行ったのですが、人、人、人で、歩けない!!
バーベキューを楽しむ家族連れで浜はいっぱい!
焼きそばの焦げるいい香りがしてきました。

アプリコットさんに、目撃されたのは、その時ですね?
そうそう、赤いスカーフ巻いていました!!私です!
もしや、葉山の方なのかしらん?
宮川さんは朝から事務所で、今日のメニュー作りと演出の一日。
彼は、ATMに、機械の故障でカードを吸い取られたりしたアクシデントがありましたが、
一時間後に、無事救出。

4日、今日、湘南国際村で午後1時30分から行われる、
MUSIC&DRAMAのパフォーマンス。「MUSIC&DRAMA~うたいかたり」

入場は、ハガキでお申し込みいただいたそうですが、
お客様の平均年齢が50歳〜70歳との情報もあり、
私たちのメニュー的には、ぴったりの層かもしれません。

今日のパフォーマンスのメニューに、私のeponicaの中に掲載予定の「光になった馬」
という作品がテキストで使われます。
今回は、宮川雅彦さんに朗読をしてもらう予定。
さっき、リハが終わったんだけど、宮川さんとのデュオは北海道のコンカリーニョ以来です。
とても楽しみです。

「母に心を引き裂かれて」この作品についてです。
実際にお医者様からそのように診断された境界性人格障害を持つご本人にとっては、
とても苦しいことだと思います。
きっと私の母も、子供の頃から、暗い海の底にいるような、孤独と悲しみに、
ずっと苦しんでいたんだろうなと、想像しています。

この作品は、同時に、周りにいる人達が、その親の影響で、どのように混乱し、
過ごしているのかも理解できるきっかけになるかもしれません。

「捨てられる恐怖」故に、なんでもやっちゃう。それって、すごく辛いことだもの。
相手が血のつながった、兄弟だろうが、子供だろうが、他人だろうが、
感情をコントロールできない。
だって、健全な自我があれば、愛する相手を、言葉や虚言や思い込みで歪曲させた非現実で、
傷つけたり、非難したりすることに罪悪感を感じない人なんていないと思うもの。

私は、母親や、兄から傷つけられることを、彼らと家族でいるために、受け入れて来ましたが、
どんなに受け入れても、報われなることがない空しい日々を過ごしていました。
ある日ね、思ったんです。
自分の生き方を行動に表現し、自分の生活や心の安全を優先させることにしようと。
その結果、人生が変わったように思います。
今まで何度もチャンスがあったのに、その選択をすることに感じていた私の罪悪感は、
私のものではないと気づいたからでした。
この罪悪感は、彼らが、自分に客観性を失い感情のまま行動や言葉の暴力で、人の心をコントロールしているという、
真我から来る彼らの罪悪感なのだと。その、彼らが感じている罪悪感を、私が自分の感情だと勘違いして、感じていただけ。
その結果、私は、今では、縁あって家族となったそれぞれが、それぞれの場において、
人生という学校で、オーダーメイドの教科書を与えられ、学んでいくしかないのだと、
思えるようになったのでした。
冷たいことでもなんでもないんです。それを、学びに私たちは、それぞれ、生まれてきたのだもの。

もう少し早く、この本に出会っていれば...
そんな風に感じた貴重な一冊でした。

この体験については、いつか本に書きたいと思っています。