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2009年6月 6日

●肉球の匂いさえ


 純粋な治癒的なエネルギーは、確かに存在する。

違和感のある「癒し」とは、どんなものだっただろう。

真実からの分離感、偽物感、ひとりよがりなそれ。

当然、そんなものを与えられても、受け取ることはできない。

 

私は、ステージの上で、何度も不思議な感覚になる体験をしている。

そんな、自分の心や体に起こった、治癒的な感覚を信じているはずなのに、

「癒しって言葉、嫌いだなあ。」という話題になると、

賛同してたりする自分がいる。


 それはさ、もしかして、癒しではなかったのかもね。

だから、癒しと呼ばなければよいだけのこと。

 なのに、私たちは、その言葉に責任を負わせようとする。

そのせいで、言葉自体がどんどん汚れていく。

私は、その時、ふと「待てよ?」と思い、自分が体験してきた、素晴らしい癒しの瞬間を心の中で、検証していたの。

 

 私たちは、「癒し」と歌われるものに、残念な体験をしすぎている。

だから、私たちは、未然に事故を防ごうとするのかもね。

 私は、自分の体験から来る「癒し」を信じている。

温泉も、おいしいごはんも、素晴らしい音楽も、猫の足の匂いも、暖かいおもてなしも、お布団の中で、プっとしちゃった、オナラの匂いも、上手なマッサージも、友達のHealingも、寝るときににぎにぎするタオルにも、素晴らしいセラピストに会った時にも、沖縄のせっちゃんと会うときにも、太陽にも、海にも、雨にも、星にも、ありとあらゆる、あるがままのものや人にも、いい子、いい子、されることにも、たとえ、完璧ではないかもしれないあなたからも、私は癒される。