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2021年10月25日

●綺麗に道を歩くということ。

私たちの出身大学。

マイアミにあるバーバラブレナンの大学の時の同級生が、

亡くなったという知らせが届きました。

 彼女は、素晴らしいアーティストで、亡くなる寸前に、

「そろそろ意識の移行が始まりそうよ」

と、近くにいた友達に自ら話をしていたそうです。

 その時に、撮影された彼女の姿がすごく美しくて、

私はその写真を見て、思わず感動して泣き崩れてしまいました。

 私たちの死は、物質的な肉体を失っても、

別の次元への意識の移行に過ぎないと、よく言われます。

 それは知りつつも、3次元に住んでいる私には、

愛する友人を失ったという事には、

やはり喪失感と痛みを伴います。

だけど、彼女の最後表情は、

どこか近い未来を見ていて、悲しげではなく、

とても神聖で美しかった。

おそらく彼女自身が寝室に書いたのであろう壁には、

教会のような絵が書かれてあって、

ベッドはその前におかれていて、

彼女は、まるで、絵のような姿でした。

 私は、彼女は、自分の書いた絵の中に帰って、

自身のアートと統合されたんだなと思いました。

 大学卒業の後も、彼女と交流を続けていた音楽家の女友達は、

「彼女は私にアーティストとしての本当のあり方を教えてくれた」

と、仲間たちに投稿していました。


そういう神聖な表現者とは、

かけ離れたマインドを持った人たちの姿もたくさん見ます。

そういう人でさえ、自分をよくするために、

その方法を選んでいるんだと思うようにしています。


私も夫の宮川雅彦も、

自分の表現を、お金や肩書きや、社会的な居場所のために汚すことなく、

楽しく歩いて来られたということは、

本当に幸せなことだと思います。