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2021年10月16日

●私は、自分を良くするために歌っている。


私の夫、うさちゃん、宮川雅彦は言葉を扱う職業で、

セラピスト、脚本家、役者、演出家をしています。


まだ夏のような日差しの中で、

私たちは、朝、宜野湾のビーチを歩きながら、

表現者の社会的な役割について話していました。


「私は、自分を良くするために、

音楽を作っているのだと思う」

潮風に吹かれながら、

ふと浮かんで来た気づきでした。


自分を良くするため...。

自分を良くするためにすることは、

気分がいいし。

正直で純度の高い状態です。


声や楽器を思うように扱えなかったり、

いいアイディアが浮かばなかったりしても、

「自分の内側を探す」という行為そのものは、

自分の内側に本当のことがあると、

知っているということだから、

とてもいいことです。


きっと、どんな人も、

いろんな方法で、

自分を良くするために生きている。


個人が、自分をよくするために生きるエネルギーは、

他の人もよくする。


だから、全ての人が究極は、社会を良くするために生きている。


自分を良くするための装置は、自分の内側にある。


私の卒論は、『アート・オブ・メディソン』

アートと医療の関わりについてでした。


芸術の始まりは、医療の一部だった。

もともと、ギリシャ時代は、

芸術は医療、薬として扱われていたそうです。


私は自分の内側を良くするために、

音楽を作ったり、歌ったりしているのだと思う。

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