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2019年6月16日

●『Heart Remedy ~The Small circle of counseling』vol.2


Heart Remedy The Small circle of counselingvol.2

(ハート・レメディー~ スモール・サークル・オブ・カウンセリング)


チケットご購入:

https://office012.stores.jp/items/5ce74c91adb2a166b35761f8?fbclid=IwAR2DxHORqSz9FuaL8EX1FXmUwrk_y2arf1LPsUQV-fC53zBejCeYO1IUn9U



日程:2019726日(金)
開場:18:15
開演:18:30~21:00
限定 :10名様(定員になりしだり締め切りとなります)
参加費:10,800 (消費税込み)
会場:渋谷、松濤、高木クラビア松濤サロン
   (東京都 渋谷区 松涛1-26-4)       https://www.enjoytokyo.jp/phones/concert/spot/l_00033833/



先週の金曜日、MSIC&DRAMA初めての試みとなりました、

Heart Remedy The Small circle of counselingvol.1 

(ハート・レメディー~ スモール・サークル・オブ・カウンセリング)


第一回が終了いたしました。


会場は、渋谷、高級住宅街の入り口にある、

スタジオ。


松濤という場所。

渋谷の雑踏からほんの少し離れ、

静かな住宅街の入り口です。


広々としていて、

落ち着いた、居心地の良いSpaceに椅子を円形に並べて、

セッションはスタートしました。


2時間はあっという間でした。


勇気を持って、多くの痛みの体験をお話ししてくださり、

みなさん、本当に、ありがとうございました。


子供の心をあれだけ振り回しておきながら、

親は、何もなかったように、ケロっとしている。

そんな大人たちに、

私たちは、どれぐらい絶望してきたことでしょう。


境界性・自己愛性人格障害傾向にある母親、父親、

彼らの不安や、空虚な心。


彼らは、まるで、子供の存在を通じて、

自分のパワーを得るように、または確認するように、

弱い立場、弱い存在に対し、

歪んだ愛で繋がりを求めます。


暴言や、歪曲、虚言、激しい情動は、

彼らの無力感の表れです。


そう、基本的に、彼らは無力なのです。

子供だった私たちにとっては、

あまりに驚異的、恐れの存在だったから、

そんな風になかなか思えないかもしれないけれど。


逆に考えると、

私たちが彼らに感じていた、恐怖感は、

彼らが、外の世界に感じていた恐怖感、無力感なのです。


彼らは、自分の理不尽な勝手な思い込みを、

絶対に正解にしようと企てます。

その裏ずけのないプライドのために、

何としても、勝たなければならないから。


もし、そこで、

彼らに間違っていることを指摘しようものなら、

劣化のごとく逆ギレされます。


彼らはわかっています。

自分自身の未成熟な自我による、

思考や、振る舞いが間違っている、

異常であるということ。


そして、外からは分かりにくいけれど、

彼らは、未成熟な自我と、

ものすごく低い自己肯定感で出来上がっています。


そして、他者から拒絶されるに値する自分であることも。


そんな秘密を、人から指摘されたり暴露されることは、

自らにとって、

自身の存在が危ぶまれるほどに、

恐ろしいこと。


裸の女王様、王様に対しては、絶対服従。


一番弱い子供たちは、彼らを勝利に導いてあげる役割を、

無意識に担います。


それがたとえ真実でなくても、

子供たちは濡れ衣を着せられ、

無実の罪に謝罪しなければなりません。

良い子を演じ、彼らに貢物まで、捧げます。


その時、子供は、自分の神聖さを自ら見捨てます。

自身の神聖さを見捨ててまで、

女王様、王様に対して、

自分の心臓を自ら抉り取って、彼らに捧げます。

濡れ衣は、真っ赤な血で染まってゆきます。


そうまでしても、私たちは、その親の子供でいようとします。

なぜなら、子供は一人ぼっちでは生きていけないから。

どんな暴言も、暴力も、陥れも受け入れ、

それでも、彼らの子供でいようとします。


そして、いつか、差し出した心臓の代わりに、

彼らが暖かい愛で、その痛みをくるんでくれるのではないか、

抱きしめてくれるのではないかと、

叶わぬ夢を期待し続け、

結果、裏切られ、

絶望と、無力感を体験します。


そんな負のロールから、

生還したのが、今の私。


もちろん、今でも、

友人たちの協力を得て、

自身のトラウマと向き合っている日々です。


体験してしまったことを、なかったことにはできません。

でも、この経験の中にある、

有益な、内的・無形資産を探し、


「彼らはそれでも必死に親をやっていた。

自分が欲しかったものを、

好きな方法では与えてもらえなかったけど。」


と、彼らの精一杯に敬意を払い、

私たちは自身を大切にするために、

そこから、彼らに対し、愛を持って、

立ち去ることで、

自分を大切にできるようになります。


もちろん、負け試合を挑み続けることを、

プレジャーとするなら、

それも大正解です。


私はある日、決意しました。

「水の出ない蛇口の下で、口を開けて水を待つのは、

もうやめよう。」


と。


負の鎖を断ち切っていただき、

自尊心を取り戻すワークを、

MUSIC&DRAMAでは、提供していきます。


多くの人たちを明るい場所に導き、

みなさんがさらに輝きを取り戻していただけますように。


私に多くの学びと気づきを与えてくれた、

私の実母。佐藤ナツ。

この人生では、かなりの悪役を担ってってくたことに、

心から敬意と感謝を、

光の国に送りたいと思います。