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2016年12月 4日

●EPO ~AQUANOME2016聖夜〜Sacred Night~


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12月23日(金)東京原宿クエストホール
EPO ~AQUANOME2016聖夜〜Sacred Night~

ある寒い冬の夜でした。
静かな葉山の私の家で、
私は、ロンドンで買ってきたばかりの、
自分の手にしっくりきたガットギターを弾いていました。
ギターの専門店で40本以上も弾き試しながら選んだ、
甘くて、深くて、本当によい響きのするギターでした。
曲が降りてくるときは、たいていそうなのですが、
頭の上から、色とりどりのドロップのようなものが、
降りてくるように、曲が出来上がります。
その夜もそうでした。

それまで、作ったことのないようなメロディーと、
ギターのアルベジオの旋律を今でも覚えています。
まるで、誰かが私の手に乗り移ったように、
私は、曲を弾き始めました。。
その美しさに、ドキドキして、わくわくして、
「ちょっと待って、ちょっと待って」と、声に出して、
譜面にその楽曲たちを書き起こしたのを、今でも覚えています。

その旋律は、
まるで、昔どこかに存在していたような、部族的小国家の音楽。

それが、AQUANOMEです。
この世界のネーミングも、その時に上からいただいたものです。

AQUAは水 NOMEは大地

POPな世界を歌うEPOになじみのある方には、
AQUANOMEの世界は、とても不思議な感じがするかもしれません。
何故、EPOには、POPSがあるのに、
このような世界を表現しているのかと。

誤解を恐れずにいうのであれば、
私の魂のベースはAQUANOMEにもともとあって、
その延長線上に、POPなEPOがいるように思うのです。

私は、自分が本来持っているエッセンスの核を見つけたかった。
確実にあるはずなのに、
それまで、なかなか、
その場所を見つけられずにいました。

AQUANOMEの世界にたどりついてからは、
音楽的に、どこに遠征しても、帰る場所がある安心感と、
たとえば演奏する音楽家が、
その時々に変わったとしても、
そこに影響されない自分の中の強い軸の存在を感じています。

聖なる夜に、是非、皆さんに私の音楽家、
歌手としての核となる、
AQUANOMEを体験しにいらしてください。

メンバー
嵯峨治彦:馬頭琴&のどうた
江藤有希:バイオリン
鬼怒無月:ギター
岩原智:ベース
佐藤正治:パーカッション&Voice
渡辺亮:パーカッション&ビリンバウ

年に一度、私は音楽家として、この場所に戻って来れることの喜びを、
皆さんと分かち合いたいと思います。
心より、東京原宿クエストホールにて、
皆様のご来場をお待ちしています。