« 宮崎都城市プライベート・ライブ満員御礼 | 日記TOP | 怒りの底にあるもの »

2009年10月26日

●ウーピン!これぞ本物!

都城でのライブを終えて、翌日西都原市(さいとばる)に移動。
市民イベントにシークレットで出演することになりました。
私は、ここで、びっくりする体験をしました。
ステージではすでに、地元ゴスペルチームのリハーサルが始まっておりました。
メインで聞こえてくる素晴らしい歌声は、ウーピンという名前のゴスペル歌手でした。
声のハリ、伸びやかさ、神聖さ、完璧さ。

あら?聞き覚えのある声?
なんとそれは、嘗て、ポニーキャニンのテント・レーベルからデビューした、
ヴォーカリストの上田浩恵さん、その人だったのです!!

実は、宮崎に私が来ることを知って、地元在住の浩恵ちゃんが、
連絡をくれて、翌日の西都原市で行われるイベントに誘われたの。
彼女は今、ふるさとの宮崎に移住し、そこで宮崎ゴスペル・クワイヤーを主催。
現在、自らもゴスペルやJAZZのヴォーカリスト(最近、シアトルでライブをしたばかり。黒人のお客さんがナプキンを片手に、彼女の歌に感動して泣いたとの情報です)
としても活躍中の人です。

浩恵ちゃんとは、彼女のデビュー2作目の曲を提供していたことがきっかけで、
仲良くなりました。
純粋で、自分の違和感に常に正直に生きる姿に共感が持てました。
一緒にいると、とても気持ちのいい人です。

AQUA NOMEの初期のライブでは、Voiceのバッキングもお願いしていました。
とにかく、私は、びっくりした。
感動した。
私はあえて、腑に落ちたと表現したのは、
「あ〜彼女は、もともとこの世界に生きていた人なんだな。」
と、思ったから。

彼女の歌う姿は本当に美しく、かっこいいのです。強いのに優しい。太いのにたおやか。
うっわ〜浩恵ちゃん、歌がうまくなったな〜とか、そういう次元を既に越えており、
なんだか歌声を聞いていると、
自分の体の中のゴミが、まるで、ダイソンの掃除機みたいなもので、
(ダイソン、すごいっすよ。最近我が家で大活躍です)
すっきりと、吸い込まれて浄化されていくような感じです。

POPSの楽曲の中にある、恋愛のすったもんだを歌うことより、
「神と自分」「神と世界」そういう神聖な世界の中にいることを、
この人はずっと望んでいたんだなと思った。

ゴズペルとはどういうものなのか、お客様に
語る彼女の言葉は、彼女の本当の場所から聞こえてくるから、
気持ちよい。
それに、メンバーの方々が何よりも自由に生き生きとしており、
歌うことを楽しんでいる姿をみて、「私もこのチームなら参加してみたい!」
って、思った!

私のサプライズ場面で、笹子さんが、「彼らとなら聖き彼の人のVOICE即興でできると思うよ!」と、提案され、
やってみましたよ!
何十人もの、素晴らしい歌声に、背中がゾゾっと鳥肌ものでした。

とにかく、たくさんの人たちに聞かせたい!
ウーピンの歌声。
これこそ本物です。














トラックバックURL: