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2008年11月30日

●三宿中学・コミュニケーシヨン・セミナー

なんだかどたばたの一週間。
旅〜旅〜旅〜そしてようやく関東にもどり、昨日は出身校の三宿中学での、コミュケーションセミナーがありました。
70名ほどの参加者。中には生徒さんたちもいました。
70人という人数でも集まりはいいほどだという、当時私の同級生、現在写真家PTA会長のの陶山君。本当にご苦労様でした。

恩師の体育教師井田先生もかけつけてくださって、ほんとうにうれしかった。
私たちが中学生だった頃は、本当にいい時代だったんだなと、教頭先生や校長先生とお話しをしていると、つくづくわかる。
だって、夏休み...井田先生は用務員さんを休ませたいからと、ご自身から申し出て、学校に宿直していたことがあった。
その時、私たちは、「きもだめし」とか言って、井田先生を訪ねて、数人でギターを持っていったりして、夏の夜の学校に遊びにいったりしたこともあったの。
そんなこと、今の時代にありえないでしよ?
このいい時代を変えてしまったのは誰?あまり政治的な発言は控えたいものの...
現場で起こっていることのリアルな現実が、もっと上の人たちに伝わるといいのいいな。
 そんなふうに真剣につきあってくれる先生を裏切れない関係というのを、作っていたと思う。

 書類や企画書で教育現場は変わらない。
なぜなら..相手は人間ですから。
いっそのこと、日本の教育システムを作っている人たちが、教育現場に降りてきて、今起こっている教育現場の現状をリサーチしたら、その現実感を伴わない方針に振り回されている先生や子供達の混乱をすぐに改善できるのに...。もしくは現場のフィードバックがもっともっと上に伝わるといいのいね。

 私たちが今でも大好きな先生たちは、当時本気で私たちを叱ってくれたし、遊んでくれたし、話をきいてくれた。
その先生たちに共通していたのは、人間としての真実みなの。表面的なコミュニケーションではなく、
先生の人間臭さが、体温や声や表情を持って子供に伝わることなんだよ。

セミナーが終わって、三宿で先生や当時の同級生と飲みに行ったんだけど、
「佐藤は元気で、運動も頑張ってたけど..そういえば、どこか暗い表情があったな...君の中で何が起こっているのか..当時、気がついてあげられなかったことが、残念だった。」
と、最近の私の日記を読んで、当時、いつも明るく振る舞い、運動で頑張ってた私の家庭環境にそのようなことが起こっていたのかを想像できなかったという井田先生に言葉をかけてもらった...。
 今、そのような暖かい言葉をかけてもらっただけで、もう泣いてしまうところだった。

恩師とお酒が飲めるって...いいな。

 井田先生は、新島から来て、当時の新星中学の体育の先生になった。
ドラマに出てくるようなまっすぐな熱血先生。裏表が無かった。担任の先生ではなかったけど、印象深く、なんかつながってるような感じがしていた。
大人になって再会して、やはり同じことを思ったの。
都立松原高校でお世話になった体育の先生、樋口先生、益子先生。
全ての先生に共通する素晴らしさ。
私は、彼らをめざして学校の先生になろうって思ったんだもん。
私には忘れられない体育の先生、人生のお手本でした。



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コメント

私もEPOさんと同年代なのでよくわかりますよ。
私は当時社会の先生が好きで、社会だけやたら頑張ってテストの成績は学年トップでした。
他は駄目でしたけど。。。^^;
先生から、「あいうえおは今回もトップだな!」と言ってもらえるのが嬉しかったんですよね。

>私は、彼らをめざして学校の先生になろうって思ったんだもん。

もしEPOさんが学校の先生になっていたら、シュタイナー教育を現場で実践する素晴らしい先生になっていたんでしょうね。
でも学校の先生になっていたらEPOさんの音楽と出会うことも無かったわけで、EPOさんの音楽の無い私の音楽ライフは、クリープを入れないコーヒーみたいなものなので、やはりEPOさんが学校の先生にならなくて良かったです。(笑)←意味不明(~_~;)

♪二人の恋はまるで 三度はなれたハーモニー・・・♪

クリープでビビビと来たのが、宮沢さんとアッコちゃんのあの曲(笑)
そのアッコちゃん、坂本教授の雑誌に載ってたコメントがいい!

『ペットを捨てる前に自分を捨てろ!』

そうだ!そうだ!権利はあるけど資格は?って人が増えてるよね!
ペットの飼い主だったり、モンスターペアレントだったり・・・
浮き世離れした何とか指導要領に振り回される学校の先生になるより、
矛盾の中で生きてることを表現するこそ、epoさんの役割かもしれません!

追伸:コーヒーはブラックが好きなんです(笑)

EPOさんこんばんは!
昨日は三宿中学校家庭教育学級のセミナーで素晴らしいお話を戴きまして、どうもありがとうございました!
お陰さまで79名(関係者除いて、小中学生11人、大人68人)の参加がありました!
昨日の帰り際、そして今日も参加した方から、、、
そして今も電話で話していましたが、、、、
参加されたみなさんが口々にとても良いお話が聞けた、参加してよかったとおっしゃっていました!
お母様と参加された小学生のお嬢さんも
「昨日は質問による目の動きを実際にしてお母さんと一緒がわかってよかった!とても楽しかった!」
とおっしゃっていました!
ちなみに私と中1の息子は感覚系が違っているのを発見しました!
なるほどー!!
そして、私も最後の自分を振り返るというところで、気を失いかけ、朦朧 というか、気持ちがほぐれて気持ちが良くなりすっきりした、
タイムラインセラピーですか!
驚きでした!
みなさんがEPOさんのお話から沢山の様々なことを学び、得て帰られたようです!
EPOさんとは中学校の同級生で、卒業してから同級生での飲み会で二度程お会いしてお話しただけの間柄だったのに、今回母校のPTA行事のセミナーを快くお引き受け戴きまして、そしてお話戴きまして本当にありがとうございました。
EPOさんにお話いただいて、本当にとてもよかったです!
EPOさんが書かれていた、井田先生とのきもだめし、思い起こせば楽しい時代でしたね!
苦しいこともあったけど、、、
昨日の飲み会で、当時のことが鮮やかに蘇ってきました!
今私がPTA会長を引き受けているのも、当時井田先生をはじめ素晴らしい先生、EPOさんをはじめ素晴らしい仲間、生徒に囲まれていたからこそなのかもしれません!
そんな先生、同級生と今も飲みながら語ることが出来る幸せに感謝致します!
EPOさん!
本当に今回はありがとうございました!
今回参加された方から、また新しい動きを作っていきたく思います!
その時には、またEPOさんお願いしてもよろしいでしょうか?

音楽も企画書だけで作られてるようなものが増え、
心に残る歌が減ってきていますよね。
私は三十代ですけど、自宅に生徒を招いてくださる先生や、
休みの日に学校へ行くと校長先生がいて、お話してくださったり、
とても素晴らしい時代だったのだなぁと、ふと思いました。