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2008年6月15日

●出る・引く・聴く・見る

Ceremonyは大成功!

 卒業生を送るために行われる在校生によるCeremonyが無事に終わりました。
国際色豊かなBBSH。お互いの文化も違えば言葉も違う。時間もない中で、本当に素晴らしい作品となりました。「なんとかなる」は、本当になんとかなった。というか、なんとかしたって感じ。こんなに楽しい結果になるなら、来年は、もっと早めに準備をしましよう!特に、Lower Selfのパートは、直前まですったもんだしていたのに、最高だったな!自分の中で自分と分離しているネガティブなパート。本番に至る間も、それぞれのLower Selfが噴出して、とりまとめるのに、同級生が本当に苦労していました。まさに、そのもののパワーが入ったせいでしよう。パフォーマンスとコントの2部構成で作られた作品の中で、大暴れのみんな。そして、コント中、宮川雅彦さんの日本語によるアクションに、アメリカ人も抱腹絶倒。翌日あちらこちらで、「素晴らしい、コメディアンだね〜」と、声をかけられていましたね〜。皆で、「彼は、リアル・アクターですよ!」と、説明すると、納得の模様。英語全くしゃべらない人なのに、何故か、授業中から、笑いをとってみんなをなごませている宮川さん。MUSIC&DRAMAのセラピストでもあるわけだけど、猿之助さんとか、欽ちゃんとか、こまつ座での舞台の体験がある。本業は俳優。彼は、来年、某芸術大学の演劇の先生にもなっちゃうけど、アメリカでの活動も彼のキャラだったらいけるんじゃないかな?
 とにかく、無事終わってなにより。Class5は、丸一日勉強と、この制作で追われていて、部屋に帰るとバタンキュ。
 たくさんの人たちと何かを作っていく時に必要とされる、人間関係のスキルを、
実践で学んだ感じがしました。自分が、出るとこ引くとこ、そして相手の言葉を聴くとこ。全体を見ること。う〜ん。深い。

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コメント

15年前くらいから、電子楽器でオケの曲を
アンサンブルする、という事をやっています。
弾くだけではなく、楽曲を理解する為に指揮を
する事もありました。
(途中抜けた時期もありますが)
それまでは耳がメロディーにしかいかなかったのですが、
中音部、低音部の
「ここがなければこの曲の魅力が出ない!」
という所を多々発見するにつれ、
作曲者の頭の構造がすごいなと思うと同時に
指揮をする事によって全体を見て
出す、引く、そして弾いている人間の個性や状況に応じて
適した言葉や指揮で引き出すこちらの力量の無さ
(とほほ)を痛感しました。
それぞれが弾く側指揮する側に回るのですが、
指揮をするとその人の個性が丸出しになるんですよね。
技術的な事もあるけれど、その人の価値観が出る気がしました。
何にしても楽しいものが出来上がってよかったですね(^-^)

偶然なのか必然なのか分からないFM沖縄さんのギャラリースペースで
epoさんに宮川さんを紹介してもらった時感じた宮川さんのオーラが
チャップリンなんだけど、そのチャップリン語録で大好きなのが、

「人生をクローズアップで観たら悲劇、ロングショットで観たら喜劇。」


後、チャップリンが作曲した「街の灯」のテーマにター坊が歌詞をつけた
♪美しい人よ♪もお気に入りだす!