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2007年4月 1日

●ATMでのひとこま


月末は決算があったりして、会社は、本当に忙しいです。
今日、葉山のATMで、様々な振込業務をしていた時のシーン。
え??こんな言葉を親から聞いて育つ子供って?
という会話を、京急ストア横にある、ATMの横浜銀行で耳にし、悲しくなっていました。
「結局、どんなに働いてもよ、てめえたちの教育費に使われていくんだヨ!」
「え?義務教育でも?」
「あたりめえだよ!」
これ、母と息子の会話です。

なんか、荒い言葉使い。
よほどのストレスだったのかな。
それとも一般家庭では、普通なのかな?
(私だって、よほどのことで、おこったら、爆発して、男みたいになっちゃうから、わからなくもないけど。)
 NLPを学んでいると、ちょっと考えられない言葉使いなの。
なんか、これ、家族として普通の会話として、この家族の中では、通じているのかなと思ったら、
すごくショックな私。子供も、普通に聞き流している感じ。
こういう親って多いのかな...。

なんか、午前中のカウンセリングの前に聞いてしまった、
暴力的な言葉のエネルギーに、ちよいとまいってしまいました。

私には、子供がいないけどね、
現実的に、生活を切り盛りしていかなければならない、母としての本音はきっと事実。
だけれど、その大人の気使いの無い言葉を、目に見えない放射能のように浴びた、
言葉の暴力の後遺症を、実は子供達が大人になってから発祥することを、
親は全く気づいていない。
MUSIC&DRAMAで、日々目の当たりにしている体験から、
思わずいたたまれない気持ちになっている自分に気付きました。
みれば、たぶん30台後半な感じの女性。
この子が大人になったとき、嫁さん苦労するだろうな...こんなお姑さんだったら。
なんて、いらぬ心配までしている私。

不思議なんだけど、今日のカウンセリングは、「母の言葉の暴力」シリーズの連続。
こういう日は、集中して何人も同じ話題が続きます。
ほんとうに不思議。

でもとてもうれしかったのは、
数ヶ月も前に初回でお目にかかったクライアントの方や2度3度目の方が、
その方が本来もっているであろう、透明感と純粋性をさらに強め、
皆さん、とてもすてきになって来ていただいたことでした。
女性はね、とても美しくなっているんです。本当に、びっくりする。
皆さん自身の、心の力の結果なのです。
ご本人は、気がついていないかもしれないけど、確実に、オーラの輝きが違うんです。
うかがえば、「なんか、進んだと思ったら、後退しているようにも感じます」
と、予想外のことをおっしゃったりするのですが、それは、
次に、自分の中で表面化したいと感じている、問題に立ち向かう準備と強さができたということですね!
とお答えするようにしています。
実際、それはほんと。
準備ができなければ、その問題と向き合おうと人は考えないからです。
そして、問題は、あなたの前に目に見えてこないからなの。

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コメント

間違えて30日にコメント書いてしまいました。
(T_T)ここに書くはずでした。

映画『誰も知らない』を観た後、一人で買い物してる子供を見ると

「この子、もしかして・・・?」

なんてビビビと来たけど、このビビビって、映画『長い散歩』の
第三者の父性愛と同じで、コナゴナになった人間関係の修復には
時間と距離、そして第三者が必要なんでしょうね!

子供はとても敏感ですよね。
友人の子供(二歳半)は周りの大人の会話を全て聞いていて、そのまま言葉にします。
優しい言葉を使えばそういう態度になるし、逆もまたしかり。
大人同士の会話でも何気ない一言が人を勇気ずけるし、とことんまで傷つけることもある。
15年前の22歳の時、半身不随の小学1年生に言われた言葉が今でも私に勇気を与えてくれます。
言葉は本当に怖い物です。
ちなみに我が家の朝の挨拶は可能な限り「駄洒落」です・・・・・
ところでEPOさん、昨日の日記ですが、田舎に住んでいると本当に無駄な金を使いません(買う物が無いから?)が、たまに上京すると、気合を入れて買い物をしてしまいます。
そんな小笠原への企画書は読んでいただけましたか?自然がもっと美しい島へ是非ともお越し下さい。

本当に、EPOさんの言われるとおりで...。
世の中、どこへ向かって行くのでしょう???
みんな、何かに追われるかのように、せっかちで乱暴で...。
先日も新宿駅構内を歩いていたら、20代後半の子に、まさに『吹っ飛ばされる』勢いで突進されてしまいました。あまりのことに、しばし呆然...。
最近CMでも流れている「江戸しぐさ」
本来の私たちって、もっとステキなはずなのになぁ(^^)
『忙しい』という漢字は、心を亡くすと書くので、江戸っ子はこの言葉を使うことを嫌ったそうです。心を亡くしてはいけない、いけない...と世の流れに翻弄されずにいたいと感じる、今日この頃です。

言葉の暴力・・

虐待やいじめもそうですけど、こういったことが起こる背景には「想像力の欠如」という問題もいつもあるような気がします。

右を向いても左を向いても「お金、お金」の世の中で、大人も子供も知らず知らずのうちに損か得かの判断能力ばかりが鍛えられて、その分「想像する力」が無意識のレベルで?無駄なものとして切り捨てられてゆくのでしょうか。
だとしたら恐ろしいことですが。

人を傷つけたり、嘘をついたりした時に相手がどのように感じるのか・・

そんな簡単なことさえ想像することが出来ない、しない人たちが増えてゆくと世の中ますます殺伐としたものになってしまいますよね。

こども(=未来)を傷つけることは、自分自身のなかに在る こども(=未来)をも傷つけることになるのに・・
大人にとっても子供にとっても・・

それこそ想像力を駆使して100年、200年先の世界まで見据えて、自然とうまく調和した(持続可能な)社会が実現すれば、ストレスも減って、少しは状況も変ってくるとは思うんですけど。

そうすればそのお母さんも優しさを取り戻して、子供とも良い関係をつくり直せるかもしれませんよね。

意識せずに『日常的に』荒い言葉が使われている、
という事がとても怖いことですね。
世代的に、今の親のその又親の代の価値観が
蓄積して表面化していると思えてなりません。

仕事柄色んな親子を見ます。
親御さん自身も自己肯定できずにいる
人が少なくありません。
子は親の鏡とはよくいったもので、
当たり前と言えば当たり前ですが
見事に親の影響が表れています。

親御さんや学校の先生方とは違った立場で
子供達に接して、ほんの少しでも
自分への愛情を持たせてあげられたらと
思います。