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2019年3月 2日

●境界性パーソナリティーの母親を持つ人たちのカウンセリングが続いています。

境界性パーソナリティーの母親を持つ人たちのカウンセリングが続いています。

一人一人に、壮絶なストーリーがあり、皆さんが、

どんなに辛い体験をしてこられたのか、容易に想像ができます。


自分の親のことだから、人に言えなかったという方がほとんどでした。

「親が、そんなことするわけがない」

大抵、子供は、他人からそのようにあしらわれ、

心の痛みや不安に親身に寄り添ってもらえない経験をしています。

多くの方々が、傷ついた心を抱えたまま、仕方なく、

自分で自分の面倒をみるということを、

強いられて来ています。

私もその中の一人でした。


その母親に対して、異論を唱えたり、

感情を表現すれば、倍にもなってかえってきます。


母の、あまりに歪曲された話に耳を傾けるのもバカバカしくなり、

相手にしないと、

母は、自分の不安感や思い通りにならないことへの怒りを、

他人にぶつけることがありました。

その度に、巻き込まれた友人や、仕事仲間に対し、

いちいち真実を弁解して回ることに疲弊する日々でした。


私は、大人になってからも、理不尽な出来事に対して、

自分の気持ちを見捨てることが多くなりました。

思い返せば、困難を感じた人間関係のほとんどが、

私が本当の気持ちを見捨てたことによる痛みから

始まっていたようにも思います。


母の異常なパーソナリティーが何によるものなのか、

当時は、情報もなく、

他者と共有できる機会もなかったので、

私は出口のない迷路の中で、

心を曇らせる日々でした。


もしも、あの時、同じような家族を持つ仲間と出会えていたら、

母の病的な情動に対し、一人で背負わなくてもよかったのかなと思います。


境界性人格障害、自己愛性人格障害傾向にあると思われる、

家族を持つ方々のための、グループセッションを、

企画しようと思っています。

ご興味のある方は、

ぜひ、MUSIC&DRAMAまで、メッセージください。

人数が揃い次第、場所と日程を決めたいと思います。