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2012年6月10日

●急がない。焦らない。

「病気はゆっくりと螺旋階段をのぼるように治っていく。

木の葉を一枚一枚重ねるように。」

春田クリニックの春田先生の言葉でした。

まったくその通り。

Healing的側面から補足すると、

私たちのエネルギーフィールドは、なんらかの治療を受けると、

そのフィールドから修復されて、肉体という入れ物に届き、

その修復されたエネルギーが実際に自分のものとして定着するまでに、

かなりの時間がかかります。

ですから、施術が終わった後もゆっくりBedから起き上がっていただくようにお伝えするし、

Healingの後は、充分に自分に休息を与えて欲しいのです。

心と体を統合する時間は、本来最も自分に優しく、

愛に溢れた時間です。

でも、人は、ちょっとよくなったような気がすると、

すぐに心が浮き足しだって、

統合のための時間をおろそかにしがち。

(自分自身にも言い聞かせています。はい。)

 

先生曰く、治療のプロセスを焦ったり、

治った気持ちになって一気に階段を駆け上がると、

ドスンと床に落ちるのだそうです。

そのショックや痛みから立ち直るのに、

とても時間がかかるのは自然なことかもしれませんね。

また一からやりなおしかと思うと、

やる気もうせるってもんです。

 

心と体は連動しているので、そういう場合、当然、

メンタルにも、人間関係にもひずみを起こします。

治ることを焦る..急ぐ....。

急ぐから自分の事も大切にできないし、

人のことも大切にできない。だからでしようかね。

 

しかし、その経験が自己成長のチャンスであることも確かなのに。

私たちは、なかなかそこに光を当てることができません。

病気とともに思うようにいかない怒りをかかえているので、

周囲や家族にとってはひとたまりもありません。

 

焦る、急ぐ..それというのは、言い換えてみれば流れには乗っていない証拠。

今いる場所や状態..自分の病状ときちんと向き合って、

現状の自分と一緒にいられないということですから。

 

人生や体の故障を一回でリセットできる魔法があったら、

どんなにいいでしようね。

カウンセリングにも同じようなことが言えます。

長い間の誤った思い込みから今の自分を作ってしまったのだもの。

本当の自分の歌を、同じぐらいかけて思い出すことにも価値があると、

私は思います。

 

サイゲンジ君の「風の轍」という歌が聞きたくなりました。

た。

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