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2015年10月22日

●「逃げる」という方法.

「逃げる」という方法で、被害から自分の安全を守ることができます。

境界性人格障害の構造と、
被害者への寄り添い。

この病気について、探求していくことは、
おそらく私のライフワークでもあると思うのと、

被害者と寄り添うということが、
自分の社会貢献になると思い、
何度か、FBでも本を紹介したこともありました。

私の母は境界性人格障害を持っていました。
私の父は、仕事柄、ほとんど不在。
父は、私と一緒にいる時は、私にとって、よい父さんでしたが、
母といると、人格が豹変しました。

彼女からの歪んだ考え方の洗脳により、
父も何が正しくて、何が間違っているのかを、
理解することができなくなっていました。
そして、私に対しては、
ふるまいの使い分けをするようになりました。

日常的な歪んだものの考え方による洗脳は、
だんだん、彼の正常な神経を狂わしていきました。
やがて、父が、母と同じ思考を持つようになり、

母の歪曲された現実の責任を、
夫婦で、私に追わせようとしました。
目的は、母の、父から私への愛の分断です。

彼女は、目的を達成させるためになら、
手段を選びませんでした。
おそらく、父は、その被害者だったのだろうと思います。

この病気を持っている人のそばにいる家族や、
恋人、友人たちは、
境界性人格障害を持った、その人のことを、
必ず、「純粋」「まっすぐな」人といいます。

どんなに人に迷惑をかけても、
人前で激しい感情を出しても、
問題を起こしても、
必ず自分が被害者になりたがります。
この人たちは、その行動が悪いことだとも思っていないから、
一件そのように見えるのです。

「悪気」がないから、「まっすぐ」にみえるのです。

この人は、非情に知恵が働いて、
人の心の弱い部分、
どこを責めると一番相手が弱るのか、
そして自分の目的を達成できるのかを、
瞬間に見抜き、欲しいもの、欲しい状況を手に入れるまで、
手談を選びません。

いつもまにか、被害者だった自分たちが、
加害者にさせられているという場合もあり、
「自分が、本当に悪かったのだろうか?」と、
当時、私は、自分が実際に経験した現実が信じられなくなったり、
自分を責めたり、
自分の方がおかしいのだろうか?と、
思うようになりました。

時にこの人は、自分の手を汚さず、
他者に代理戦争させて、
人間関係を分断させるということも得意です。
エネルギーの遠隔操作ですね。

もしも、この状況に巻き込まれたなら、
絶対に身動きをしてはだめです。

自分が正しいことを立証しようとして、
他者を巻き込めば、
人間関係の分断につながります。
何故なら、そこには、巧妙な罠が仕掛けられているからです。

大切な友人たちにも、被害が及ばないためにも、
この人(母)「被害者」になる喜びを与えないためにも、
支援者(父)に、
望まない結果を経験させないためにも、

私は、家族と縁を切る決心をしました。

罪悪感を感じることなく、
その状況から勇気を持って立ち去ることで、
自分への価値や、自尊心や、
心と体の安全と平和をとりもどすことができます。

境界性人格障害を持つ人の被害を受けるというのは、
どういうことなのかを、
明確に、わかりやすく書かれたブログを、
たまたま見つけました。



http://victim-of-bpd.hatenablog.jp/entry/2014/07/17/005339