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2008年8月13日

●あったらいいながあった温泉ホテル「佐勘」

先日、旅の途中で、温泉に行った時のこと。
eponicaの『ふやけごま』では、私が体験した温泉のレポートなどを掲載しているんだけど、
宮城県名取にある『佐勘』ここはよかった〜。
古い歴史もあり、このホテルの守り神である火は、高野山から持ってこられたといいます。
未だに、いろりで、何百年も燃え続けているお守りの火が資料館で赤々と燃えていました。

日常的に地元の温泉によくいく私ですが、
温泉旅館やホテルに「あったらいいのに〜」と日頃思っていたものが、
この『佐勘』にありました。

まず、お風呂。
さらり&ぬるりとしたお湯は、本当にお肌にやさしくて、
昨日までのライブの緊張が一気にほぐれていきました。
女性のお風呂にはバラの花が浮かべてあって、ほのかに香り、
なんともGOOD!
おっと、これも「あったらいいな」ですね。

お部屋に帰ってきてゆっくり。
なんか、コーヒーでも飲みたいな〜と思ったら?
あったらいいな!があった!
お部屋にコーヒーメーカーとコーヒー豆まで!
いつもは、ひとりぶんコーヒーパックになってるのを、自分で持ってくる私だけど、
なんとここには、ちゃんと用意してあるじゃない〜?うれしい。

そして、夜のお料理。
本当にね、全部おいしかった。
お鉢をあけたけど、後回しにしたい感じのなんとなく...いらないものや、
さめた天ぷらなどは、
ひとつも無かった。(人によって、好みって違うと思いますが)

「なければいいな」と思っていたものが「なくてよかった」があった!

量といい、味といい、お料理が出てくるタイミングといい、
ほんとうに素晴らしかった。
茄子が入っている茶碗蒸し、これおいしかった〜〜。

おなかもいっぱい、お風呂で体もゆるんで、夜は、あっと言う間に眠くなりました。

そして朝ご飯!
バイキングと聴くと、最初はがっかりだけど、お部屋のお世話係の方が、
「朝ごはんはおいしいものがたくさん出ますよ〜楽しみにしててくださいね〜」
と、何回も言うので、かなりの期待が高まってたのも確か。

そして、本当に、ここのバイキングは、ただものではなかった。
大きな会場なんだけど、ひとつひとつのテーブルに美しいクロスがひいてあって、
朝ごはんまでも気持ちがよい。

新鮮な東北の幸をその場で料理したものを出している。

シャケ(焼いてくれるの)湯で野菜、コロッケ、たまごやき、あと、なんだっけかな?
とにかく、覚えきれないほど。

他にも何十種類ものおかずが、必ずひと手間加えてある感じで楽しいの。
朝から、セルフサービスで生ビールまでいただけるの?うひひよ!目の前で作ってくれるスイカのジュースや、
人参とりんごのジュース!体の中までスキっとしました。
すじこや、たらこ、まぐろのやまかけも新鮮で、
おいしかった〜。

もう、目も、おなかもいっぱい。
ごはんを食べたらその足で、お風呂でのびのび。

そうすると、ちょっとダル〜くなるでしよ?出発まで、もうひとダラりしたいところ。
ここからが「あったらいいな」なの。

普通は、朝食の後、お布団片付けられて、まだ眠いのに出発までタタミにごろんとしちゃって、
腕とか足にタタミの後がついてるんだけど、
ここは、チエックアウトまでお布団をそのまま残してくれるの。
しかもですよ!チエックアウトは12時!!
ころころしながら、うとうと。

おかげて、北島選手の金メダルの瞬間をお化粧しながら見ることができました。

「無事にお帰りください」と、折り紙のカエルをフロントの方がくださった。

大きなホテルだけれど、スタッフの人達のふるまいや、
言葉は、私たちを送り出してくれるまで、とても感じがよかったです。

どうです?

あったらいいながたくさんある温泉ホテルでしよ?
月に一度は宮城県に通っているので、涼しくなったら、
リピーターになって、気軽にお泊まりしたいそんな温泉ホテルでした。